テレ朝の公式サイトから拝借。
テレビ朝日の「シン・時代劇ドラマ」として、「君とゆきて咲く～新選組青春録～」が4月24日深夜にスタートしたぞ（水曜深夜0時15分～同45分、一部地域を除く）。放送開始記念ということで、「君とゆきて咲く～新選組青春録～」を見るうえでの基本的な予備知識を確認してみたい。ネタバレはないのでご安心を～。
「君とゆきて咲く～新選組青春録～」とは？ ～あらすじ～
主人公の深草丘十郎は、父を斬った土佐訛りの藩士を追い詰めるために新選組に入隊する。丘十郎は剣の腕を磨きながら父の仇を探し、その過程で剣の達人である鎌切大作と出会い、親友となる。
しかし、新選組で人を斬り倒していく中で、丘十郎は「なぜ人を斬るのか」という疑問を抱くようになる。
丘十郎は新選組での稽古を重ね、ついに父の仇を討つことに成功。しかし、その後の虚無感と親友の大作が長州のスパイだったことの発覚により、丘十郎はさらなる試練に直面することになる。
「君とゆきて咲く～新選組青春録～」の原作は？
「君とゆきて咲く～新選組青春録～」の原作者は、なんと手塚治先生。今回のドラマは1963年に発表された「新選組」（手塚治虫）の実写化なのだ。なお、1963年は新選組の100周年（浪士組の結成から100年）にあたる。他のメディアで取り上げられるのは、これが初めてではなく、2022年8月に歌舞伎座で歌舞伎として上演されたこともある。出演は中村歌之助と中村福之助。
「君とゆきて咲く～新選組青春録～」のキャストは？
主演は、前田拳太郎君と奥智哉君。「君とゆきて咲く～新選組青春録～」のキャストは以下の通り。
新選組隊士
主演：鎌切大作 ／ 前田拳太郎
前田 拳太郎。1999年9月6日生まれ。日本の俳優。劇団EXILEのメンバー。埼玉県出身。LDH JAPAN所属。獨協大学経済学部卒業幼稚園児のころ「仮面ライダーになりたい」と言っていたことがきっかけで俳優を目指す。大学入学後に「第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」にてBEST30に選出されたがその後の審査で落選し、一度俳優になる夢を諦めた。しかし大学で入部した社交ダンス部の活動がコロナ禍によって停止となり、将来を考えた時に俳優になる夢を叶えたいと思い事務所を探すことにした。2021年4月、テレビ東京系ドラマ『ラブコメの掟〜こじらせ女子と年下男子〜』に出演。2021年9月5日から2022年8月28日までに放送された、特撮テレビドラマ『仮面ライダーリバイス』にて五十嵐一輝 / 仮面ライダーリバイ役でドラマ初主演。
主演：深草丘十郎 ／ 奥智哉
奥 智哉。2004年7月18日生まれ。日本の俳優。神奈川県出身。アミューズ所属。小学六年生の時に父に将来の夢を聞かれ、テレビに映っていた「るろうに剣心」のプロモーション映像をみて、「芸能界で仕事したい」と言ったところ、父が現事務所に履歴書を応募。2020年、『FOLLOWERS』で俳優デビュー。
松永新之丞（まつながしんのじょう） ／ 杢代和人
南無之介 ／ 羽谷勝太
原田左之助 ／ 柊太朗
斎藤一 ／ 庄司浩平
渋皮喜平 ／ 簡秀吉
沖田総司 ／ 藤岡真威人
土方歳三 ／ 阪本奨悟
山南敬助 ／ 永田崇人
芹沢鴨 ／ 三浦涼介
近藤勇 ／ 高野洸
丘十郎の敵役
庄内玄悟 ／ 上野凱
君とゆきて咲く～新選組青春録～のオーディションの様子
「君とゆきて咲く～新選組青春録～」のオーディションの様子は、Youtubeで配信されている。ガチンコな空気がすごい。ぜひご覧あれ。
「君とゆきて咲く～新選組青春録～」の主題歌は？
ドラマOP主題歌『炎』。配信開始しているよ。
東映太秦映画村（京都市右京区）でイベントも開かれた
4月19日、リニューアルオープンを迎えた東映太秦映画村（京都市右京区）で、イベントも開かれた。主演を務める前田拳太郎さん、奥智哉さんらメインキャスト9人が会見に出席。土方歳三役の阪本奨悟さんが衣装を着て、挨拶。招待されたファンらを前に、劇中で見せる華麗な「剣舞」を披露した。ダブル主演を務めるうちの1日である奥智哉さんは今作について「まったく新しい時代劇の形。剣舞、オープニング＆エンディングを役者が歌って踊ったり、さまざまな新しいことに挑戦しています。キャスト・スタッフ一同誠心誠意、毎日撮影しているので、放送をぜひお楽しみに！」とアピールしたそうだ。
手塚治虫原作は史実と違う？
手塚プロダクションチャンネルが動画をアップロードしているが、そもそもが架空の人物が主人公になっている。手塚治虫先生自身は、「これはこれで異次元の世界の新選組物語と思っていただければ」なんて言っているらしい。
「君とゆきて咲く～新選組青春録～」の見どころ
「君とゆきて咲く～新選組青春録～」はイケメンアクション俳優を抜擢しているが、見どころはそこだけではない。
敵討ちという平凡なテーマではあるが、敵討ちを成し遂げた後、そこから自分自身が今度は相手方の仇になってしまうという展開に苦悩する丘十郎。ただ勧善懲悪ものではないところが、どのような題材を用いたとしても、「人間」を描く手塚治虫先生の真骨頂なのだ。ここ最近話題になっている「私人逮捕系ユーチューバー」みたいな「悪を懲らしめる！」みたいな単細胞とは違うのである。
そのあたりの流れをドラマがどのようにうまく見せてくれるのか、若きイケメン俳優たちの演技にも注目が集まるところである。
ということで、今回の記事は以上。最後まで読んでくれてありがとう！！
