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「ahamo」当面の間(更新:30日再開済)、MNPでの受付を停止!!動いた格安SIM勢

矢継ぎ早に野に放たれる3大キャリアの新料金プラン。

 

そんな中、下馬評通り「ahamo」がすさまじい力で躍進開始。

(新料金プランで認知度が一番高かったのが、ahamo)

 

と、思いきやいきなり開始直後で「ahamo」に急ブレーキがかかってしまった・・・!

 

一体何があったのか、なぜここまで「ahamo」が多くのユーザーを引き付けたのか?

 

結論だけ言ってしまうと、格安SIM勢が「ahamo」の繋がりやすさと「5分間通話無料」にひかれた形になったということだ。

 

「ahamo」、MNPでの乗り換えをしばらくの間停止に

NTTドコモは、現在MNP(番号持ち運び制度)で他の事業者から乗り換える手続き(ahamoへの転入)を当面の間停止している。

 

理由は、想定をはるかに上回る申し込みがあったから。

 

SIMカードの発送が追い付かないらしい。

 

ドコモに関しては、つい先日うちのブログで「アハモフックとかで高齢者釣ってんじゃねーよ!」ってやったばかりだが、やはりそこはNTTドコモ。

 

予想を遥かに超えるユーザーを獲得してみせた。

 

一方で、ドコモは27日、一部の利用者が新規加入や機種変更をができなくなるシステム障害を起こしたばかり。

 

全国のコールセンターや販売店、オンラインショップで数時間手続きがてきない状態が続いた。

 

「ahamo」も申し込みができない状態が続いた。

 

問題は解消しているが、原因に関しては、ホームページで確認中のまま。

 

オンラインでしか対応できない「ahamo」を始めるのに、ちょいと不安な展開ではある。

 

で、そのドコモがどうして予想を上回るユーザーの流入を得られたのか。

 

どこからそのユーザーは流れ込んできたのか、他のキャリアとの違いは何だったのか、考察をしたい。

 

格安SIMからの流入。動かなかった3大キャリア既存ユーザー

3大キャリアともに、既存のユーザーは利用中のキャリアの新料金プランに移行する模様。

 

こちらの記事でも紹介したように、これだけ料金が並んでくると「スイッチングコスト」が働かくなるなるものと考えられる。

参考スマホ新料金プラン「乗り換えない」が6割超!原因は〇〇〇〇〇〇〇〇〇にあり?

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では一体どこから、大量のユーザーが「ahamo」に流れ込んだのか?

 

ズバリ格安SIM(MVNO)である。

 

格安SIM、特にUQmobile、Yimobileユーザーから「ahamo」は支持された様子。

 

そりゃあそうだ。

 

今まで格安SIMを使っていたユーザーにしてみれば、格安SIMのそれとキャリアの価格が並ぶようになったわけだから、ここで動く選択肢を取るのは必然であると思われる。

 

同じような値段なら、誰だってより繋がりやすい事業者を選ぶだろう。

 

やはり、UQmobileやY!mobileからの乗り換えは、「電波がつながりやすいキャリアだから」というのが理由として多かった。

 

UQmobileやY!mobileも、それぞれ「au」「ソフトバンク」の下についているので、格安SIMのなかではかなり繋がりやすいほうだ。

 

しかし、時間帯によっては繋がりにくい事情もあって、この機会に乗り換えることを決意したユーザーが多かった。

 

彼らは3大キャリアの新料金プランをじっと見つめたうえで、au「povo」でもなく、ソフトバンク「LINEMO」でもなく、ドコモの「ahamo」を選択したわけである。

 

彼らが「ahamo」を選んだ理由は何か?

 

「ahamo」の強さは、無料通話5分ついて2,700円。ここだと思う。

 

無料通話5分の圧倒的な存在感

格安SIM勢が、3大キャリアのプランを比べたときに、一番シンプルで一番わかりやすく、無料通話もついてさらに納得価格だったのが「ahamo」だったんだと思う。

 

auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO」は無料通話がない。

 

両者とも、500円追加で5分間の無料通話がつくが、これは無料通話と言わなくないか?(笑)

(なお、ソフトバンクは、1年間限定で無料通話500円を実質無料とした。くわえてLINE通話は無料)

 

上記の通り、「povo」は500円追加になるし、ソフトバンクは2年目から500円追加。

 

2,700円の料金のままで、5分間無料で通話できるのは「ahamo」しかない。

 

こうしてみると、「ahamo」から離れるユーザーはいなくて、「ahamo」に加入するユーザーが多いというのも納得かもしれない。

 

それ以外の、20GBまでデータ通信量が使えるとかは基本的に同一ラインなので、この5分間の無料通話というのが大きかったのではないかと思われる。

 

あと、au「povo」みたいに、トッピングというオプションがあっても、未知なところが多いとユーザーに敬遠されてしまうのではないか。

 

第4のキャリア楽天モバイルの問題点はその「繋がりにくさ」

ドコモ同様、楽天は多数の新規ユーザーの獲得に成功したものの、ドコモとは違って一方的に価格の安さで押している感がある。

 

あと無料通話がないのもつらい。

 

「Rakuten Link」を使えば通話無料だが、ノイズが乗ったりすることが多く、回線の弱さ(繋がりにくさ)が目立つ。

 

今回、格安SIMからの流入組で楽天を選ばなかった勢は、そこが気になったんだと思う。

 

「繋がりやすさ」+「5分間の無料通話」+「格安SIMと変わらない安さ」=「ahamo」

 

これが今回の新料金プランでの結論だったのかもしれない。

 

さらに肥大したドコモと未だ欠点はあるものの急成長している「楽天モバイル」、既存ユーザーは守った「au」「ソフトバンク」

 

そしてユーザーを吸い上げられた格安SIM勢

 

個人的には、今後の格安SIM勢がどうなるかに興味がある。

 

ということで、「ahamo」大人気!のニュースからちょっと現時点での考察をしてみた。

 

追記
「ahamo」にMNPを利用して他社から乗り換えによる申し込みは、29日午前に一時受付を停止していたが、30日11時20分に受付を再開した。

 

今回は以上だ!最後まで読んでくれてありがとう!!

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