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麻宮騎亜先生の絵が劣化した?原因は目の不調にあり?それ以前に劣化しているの?

 

作家の麻宮騎亜先生が「X」で目の不調を訴えた。なんでも、自分の手の本数が数えられないぐらい重症らしい。

 

 

そういえば、ここ最近麻宮騎亜先生の名前を聞いていなかったな。

 

個人的に「機動戦艦ナデシコ」が大好きで、劇場アニメは映画館まで見に行ったのだが。

 

その麻宮騎亜先生の絵が「あまりにひどいのでは(劣化したのでは)」と、ちょっと前から言われるようになっていたのはご存知だろうか。

 

それは今回の目の不調と何らかの関係があるのだろうか、それ以前に麻宮騎亜先生の絵は本当に劣化しているのか、少し調べてみた。

 

麻宮騎亜先生とは

経歴

1963年3月9日岩手県生まれ。日本の漫画家・アニメーター。男性である。本名およびアニメーターでの名義は菊池 通隆(きくち みちたか)。アーティストクルー所属。

「宇宙戦艦ヤマト」でアニメファンになり、東京デザイナー学院アニメ科(現東京クールジャパン)を卒業。21歳で菊池名義でのフリーのアニメーターとして独立。1986年に『コンプティーク』(角川書店)に掲載された『神星記ヴァグランツ』で、漫画家としてデビュー。

 

ペンネームの由来は、菊池がファンであった斉藤由貴が演じる「スケバン刑事」麻宮サキから。

 

菊池とは長らく別人ということにするため、麻宮の誕生日を1963年1月28日としていた。が最終的に同一人物であると認めた。

2000年以降、菊池名義での仕事はほぼ皆無となっていたが、2012年には『宇宙戦艦ヤマト2199』で原画へ復帰。同作品ではテレビ放送版エンディング(第9話 - 第17話)のレイアウト構成も担当しているが、そちらは漫画家としての参加ゆえ、麻宮名義で参加している。

2017年5月1日、芸能事務所のアーティストクルーに所属。

2019年4月、日本SF作家クラブ会員となる。

 

代表作(なんとなく個人の趣味で選んでます)

漫画

・サイレントメビウス
・ガンヘッド
・聖獣伝承ダークエンジェル
・PHOENIX RESURRECTION:DARK ANGEL
・快傑蒸気探偵団
・真・快傑蒸気探偵団
・少年怪盗ル・ブレッド(作画:金村連)
・遊撃宇宙戦艦ナデシコ - 『機動戦艦ナデシコ』の漫画版。
・スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス
・コレクター・ユイ
・太陽系SF冒険大全 スペオペ! - 『ヤングキングアワーズ』(少年画報社)にて、2019年5月号から2024年1月号まで連載

アニメ

・風の谷のナウシカ(動画)
・ルパン三世 PARTIII(動画)
・県立地球防衛軍(原画)
・ドリームハンター麗夢(原画)
・重戦機エルガイム(原画)
・戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー(原画)
・機動戦士Ζガンダム(原画)
・北斗の拳(原画)
・魔法の天使クリィミーマミ(原画)
・プロジェクトA子(原画)
・天空戦記シュラト(作画監督)
・超音戦士ボーグマン シリーズ(キャラクターデザイン)
・冒険!イクサー3(第1話・第6話絵コンテ)
・DETONATORオーガン(キャラクターデザイン)
・冥王計画ゼオライマー(キャラクターデザイン・絵コンテ・演出・作画監督)
・聖ミカエラ学園漂流記(キャラクターデザイン)
・宇宙戦艦ヤマト2199(原画)
・機動戦士ガンダム 水星の魔女(第23話絵コンテ)

ゲーム

・サークII(Xak II)(キャラクターデザイン・パッケージイラスト)
・サーク(Xak) -ガゼルの塔-(イメージイラストレーション)
・サークI・II(Xak I・II) PCエンジンSUPER CD-ROM2版(イラスト全般)
・サイレントメビウス ケース:タイタニック(キャラクターデザイン)
・千年戦争アイギス(DMM Game)

挿絵

・ドラゴンクエストIV 知られざる伝説(エニックス)- 表紙イラストと本文挿絵の一部(※菊池通隆名義)。
・CDシアター ドラゴンクエストII (1991年12月13日発売) - ブックレットの全イラストも含む。
・ウルトラマンG 劇場版 LD(1991年に発売、全2巻) - 各巻の表面、全2枚を描く。
・ウルトラマンA LDシリーズ(1992年にKSSより発売、全13巻) - 各巻の表面、全13枚を描く。

デザイン

・地球防衛少女イコちゃん3 大江戸大作戦(監督:河崎実) - デザイン協力
・仮面ライダーフォーゼ(クリーチャーデザイン)

 

うーん、劣化うんぬん以前にやっぱりすごい人だなぁ…。とりあえず、個人的には全力で「機動戦艦ナデシコ」を推したい。ただ、アニメ版と漫画版がかなり違う点が多くて驚いてしまったもんだったが…。

 

麻宮騎亜先生の目の不調はいつから始まったのか?

いつから、とはっきりとしたことはわからないが、目の不調は「白内障」であると思われる。物が二重に見えていて、指の数が数えられないというのはかなり良くない状況であると思われる。

そもそも先生は血糖値のコントロールの話をされているので、糖尿病であられるようなのでそのあたりも心配だ。今回は手術できそうだ、というお話をされているので手術さえすればまた回復されるものと思われる。

この投稿に関して、目がそこまで悪かったのか?と驚き心配している投稿が多いので、どうやら目の不調は昨今特にひどくなった可能性が高い。絵が劣化しているという話は十数年前の投稿にもあったので、それとはまったく関係ないと思われる。

 

では、実際に麻宮騎亜先生の絵が劣化しているのか?について調べてみた。

 

絵の劣化に関しては、先生ご自身が「それらは過去の絵である」と否定されている

麻宮騎亜先生の絵が「どうしてこうなった」的な扱いされているが(たまにあるらしい?)、実は批判を受けている絵ってけっこう昔の絵なのではないかという疑惑がある。

 

 

確かに麻宮騎亜先生の描くキャラクターは「個性的」というカテゴリに分類されそうだ。目が大きい。でも、元々そういうバランスの絵を描く先生なんだよ。ただ、それが劣化という言葉があてはまるかと言えば、とんでもない。実際に先生が描いたここ数年の絵は到底「劣化」などと呼べるレベルではない。

 


ということで、どうやら「個性的」な絵が進化していった形を「劣化」という言葉を使って表現されてしまったと考えたほうが良さそうだ。

ただ、麻宮騎亜先生も「絵柄は変わりゆくもので、なかなか自分ではコントロール出来ないです」という同業者からの指摘に、「今風に変わらんかなあと、どっかに頼ってる自分がいます」と返している。つまりは絵が変わっていっていることは、ご本人も認めていらっしゃるようだ。

 

まとめ

今回の記事をまとめると、

 

・麻宮騎亜先生の目が不調であることは事実である。

・ただし、それが絵に大きな影響を与えて絵が劣化したということはない。

・そもそも絵が劣化したのではなくて、それが先生の作風である。

 

ということで、先生は近々目の手術をされるということなので、手術がうまくいくことを全力で祈りたい。俺は今後も先生の絵によって、長く楽しませてもらいたいと願ってやまないファンの一人である。

 

今回の記事は以上だ。最後まで読んでくれてありがとう!!

 

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