デュアルSIMは便利。デュアルSIMについて知っておこう。
さて、本日はデュアルSIM(DSDS、DSDV、DSDA)の様々な用途についての考察をしていこうと思う。
早速だがデュアルSIMとは何か?
デュアルSIMとは何か
簡単に言えば、1台の2スマホに2つのSIMカード(Nano-SIM)を入れること。
SIMカードスロットに入ったSIMカード。
(Wikipediaより画像を引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/SIM%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89)
画像のようにmicroSDXCメモリーカードを入れて、データ容量を増やすこともできたりする。
SIMってのは知っての通り、個人の情報(利用しているサービスとか電話番号など)が詰まったもの。
これをスマホなどにさすことで、通話したりデータを受信したりすることができるようになるわけだ。
それが1枚のスマホに2つ挿入できる。
なお、デュアルSIMにも色々な種類があるわけで。DSDS、DSDV、DSDAなどがある。
DSDS(Dual SIM Dual Standby)
「DSDS」というのは「Dual SIM Dual Standby」のこと。
デュアルSIMのスマホで、1つ目のSIMで会話しながら2つ目のSIMで着信(不在着信が残る)できたりする。
電話番号を2つ持っているようなものだ。
残念ながら同時に会話はできないし、1つ目のSIMが通話などで使用していると、2台目のSIMで作業できない(動画とか見られない)
ただ、デュアルSIM状態になると、ツインアプリなどが可能となる。
(Twitter、Facebook、LINEなどのアカウントを2つ持てる)
実際のところデュアルSIMの本領は、通信料金を抑える、海外でのスマホの使用など別なところにあるのだが。
あと、DSDSでは片方のSIMは4Gが使えるが、もう片方のSIMは3Gしか使用できない。
auは音声通信が4Gと決まっているので、3Gのほうは通話は駄目。データの受信しかできない。
DSDV(Dual SIM Dual VoLTE)
次に登場するのが、「DSDV」つまり「Dual SIM Dual VoLTE」。
これは両方のSIMカードが4Gで使用できる。
やっぱり同時通話はできないけど。
DSDA(Dual SIM Dual Active )
これこそまさにデュアルSIMといった最強バージョン「DSDA」。
片方のSIMで通話しながら、片方のSIMで動画も見られる。
片方で通話しているときに、片方で着信音がなる。
同時通話はムリだが、新しく着信したほうに通話を切り替えることができる(先に通話していたほうは自動的に切れる)。
無論、両方で4G可能。
ただ、残念なことに、これに対応しているスマホは今現在ほとんどないらしい。
HUAWEI P30 SIMフリー版は可能らしい。
※通話側SIM1にVoLTE(4G)が可能なSIMカードが入っていることが条件とのこと。
デュアルSIMの具体的な使い方
まずは自分のスマホがデュアルSIMに対応しているかどうかが重要。
同時にSIMフリーでないといけない(SIMが自由に差し替えられるスマホ)
OPPO A5 2020なんかはmicroSDカード×1、nanoSIMカード×2のスロットが搭載されています。
値段も2万円台。
楽天モバイルでポイント還元すれば、なんと実質2,020円で手に入る。
こいつは考察してみたい!!
さて、具体的にどう使うか、だが。
1、仕事とプライベートで回線、アプリをわけたい
デュアルスマホ対応のスマホを用意。
仕事の着信を逃すな。
24時間働けますか?
2、海外でのスマホ利用
海外で携帯を使う場合は海外旅行用のプリペイドSIMが必須!
海外に滞在するとき、一方は日本で使っている通話用のSIM、もう一方を家電量販店などで購入できる「海外旅行用のプリペイドSIM」にする。
そうでないと、法外な通話料金を請求されたりする!
これに関しては、また別な記事を作って考察したい。
3.今まで使っていた番号+格安SIM
キャリアと格安SIMという組み合わせが一般的か。
例えば、auの回線を使って通話+楽天のSIMをデータ専用に、みたいな
auの回線で通話するほうを安い料金プランにして、格安SIMで安くデータを受信する。
通信料を下げることが可能だ。
ただしDSDVでないと、データ専用は3Gになってしまうが。
いずれのデュアルSIMも注意すべきはバッテリーの消耗。
電力を食う口が2つあるようなもんだからな。
実はガラホとスマホの2台持ちも考えていたが、デュアルSIMって手段もあるわけだ。
もっとも、対応している機種などの都合で、今はまだ自由自在ってわけにはいかないかもね。
デュアルSIMはスマホ購入時の重要なポイントの1つ。購入する際に注意してみよう。
以下、次回!