Galaxy Note10+を使い始めて、早3週間ほど。
ガラホ野郎は、スマホライフを楽しんどるよ。
ところで、やっぱりGalaxy Note10+を持っていて気になるのは、サイズの大きさだな。
162.3mm×77.2mm×7.9mm。
俺の手が小さいってことも問題なんだけど、片手で操作するにはなかなか難しい。
そんな時、ふと俺の頭に浮かんだのは、デイスプレイだけでかくて本体が小さいスマホってないかな?ってことだ。
頭が湧いているとしか思えない発想だが、実はそれがあるんだな。
いわゆる、「折りたたみスマホ」ってやつと、近い将来販売されるであろう「巻き取りスマホ」ってやつだ。
今回は、「折りたたみスマホ」と「巻き取りスマホ」、どちらのほうが未来のスマホとしてふさわしいのか、ちょっと考えてみたいと思う。
大きな画面が良いけど、スマホは結局「携帯電話」
スマホを選ぶ上で重要な要素になるのが、本体の大きさだ。
今更だが、スマートフォンは「モバイル向けオペレーティングシステムを備えた携帯電話の総称」である。
携帯電話という以上、楽に「携帯」できなければ意味がない。
言い換えてみれば、「携帯」しやすいサイズでなければならないということだ。
ところが、サイズを小さくすればやはり詰め込める機能に物理的な制限が出てくる。
他にも、小さくなればなるほど、つられてディスプレイも小さくなるので、
- 画面に表示できる情報も少なくなる
- 字が読みにくく、入力もしづらい
- 動画などを見る際に迫力に欠ける
など、様々な問題点が出てくる。
矛盾する話だが、「サイズが大きいながらも携帯しやすいスマホ」というのがベストということになる。
そこで出てくるのが、冒頭で話した「折りたたみスマホ」や、まだ試作段階だが近い未来登場するであろう「巻き取りスマホ」ってやつだ。
最新の「折りたたみスマホ」
「折りたたみスマホ」といえば、2021年2月22日にHUAWEIが「Mate X2」を発表した。
見ての通り、ディスプレイを本体の内側だけでなく、外側にも設置している。
このように外側にカバーディスプレイがついているタイプのスマホといえば、他にも「Galaxy Z Fold2 5G」(au)や「motorola razr 5G」(3月下旬ソフトバンクから販売)などがある。
これらのすごいところは、大画面なのにコンパクトという矛盾を解決している点にある。
さらに、複数のアプリを同時に起動して、メインウィンドウ・サブウィンドウみたいにしてマルチタスクをすることもできる。
「巻き取りスマホ」OPPO X 2021が示す未来
「巻き取りスマホ」とはなにか?
以下の動画をご覧いただきたい。これが「巻き取りスマホ」OPPO X 2021である。
なんじゃ、こりゃ。
俺が連想したものは、ディズニーのホーンテッドマンション。
最初の間の、上下にうにょーって伸びるご先祖様方の絵画を連想しちまった。
でも、これってすごく便利だよね。
普段は引き延ばすことなく、普通にそのまま使えば良い。
そして、画面を巨大化したいときのみ広げれば良いわけだ。
これも「折りたたみスマホ」と同様、ディスプレイの大きさと携帯性を両立させた大変に良い発想だと思う。
あと、こちらは折りたたみと違って、自分でディスプレイのサイズを調整できるんじゃないか??
ならば、「折りたたみ」スマホよりももっと自由な使い方ができるかもしれない。
個人的に残念だと思う「Galaxy Z Flip」
実は「折りたたみスマホ」にはもう一つ種類があって、「Galaxy Z Flip」(au)なんかがそれだ。
ちょっと見てもらいたいんだけど、これは上記した「折りたたみスマホ」とちょっと事情が違う。
昔のガラケーと全く同じような感じで、折りたためてしまう。
ディスプレイが隠れるので、頑丈そうではあるね。
で、なぜこれが残念か、っていうと、画面を表示するまでの手間が多くなるって点だ。
普通のスマホだと、「画面点灯→認証→ホーム」って感じ。
だけど、これだと「開く→画面点灯→認証→ホーム」ってひと手間増えてしまっている。
スマホって認証のように、頻繁に使う割にけっこう面倒なところもあると思う。
昔のガラケーは認証とかなかったから、「開く→操作」って感じ楽だったんだけどね。
iPhone12で不評だった「顔のみ認証」に見る問題点
iPhone12は素晴らしいスマホだが、ユーザーたちから不評だったのが、認証が顔のみになってしまったところだ。
指紋認証がついていれば、もっともっと簡単に起動できる。
俺が持っているGalaxy Note10+は指紋認証にも対応しているが、冬場の手荒れのせいで指紋を受け容れてくれない。
おかげで顔のみ認証になっているが、ここでマスクが邪魔になる。
外で電車を乗り継いだり、何かの際にスマホを閉じると、いちいち認証し直すためにマスクをめくったりと実に面倒臭い。
セキュリティと利便性は、時としてこうして逆のベクトルとなる。
細切れの時間に作業したいときなど、結構イライラする。
先の話に出てきた「Galaxy Z Flip」は、これにさらにもう一動作加えないといけないのだ(開く→認証)
携帯という言葉は、持ち歩きやすいという概念だけでなく、手軽に扱いやすいという概念も含んだ言葉であってほしい。
細かいことでイライラすんな!って言葉はあるけど、細かいことほど、実はイライラしませんか?と。
「折りたたみスマホ」「巻き取りスマホ」の問題点
「折りたたみスマホ」の問題点
「折りたたみスマホ」の問題点
- 厚い
- 重い
- 畳むことによる劣化
- 価格が高い
特に最後の「価格が高いは」ガチだと思う。
Galaxy Z Fold2 5Gを、auで購入すると259,980円。
(※かえトクプログラム利用で、155,940円)
※13か月目~auの新たな機種に買い替え、Galaxy Z Fold2を返却したときに適用される割引。
Mate X2は、
256GBが1万7999元(約29万3024円) 512GBが1万8999元(約30万9304円)
巨大ディスプレイ×1、カバーディスプレイ×1ってんじゃ、そりゃあ値段も高くなるよな、と。
「巻き取りスマホ」の問題点(予想されるもの)
「巻き取りスマホ」の問題点(予想されるもの)
- 縮める際などにゴミが入って、ディスプレイが傷つかないか
- 保護フィルムは貼れるのか?そうでない場合は耐久性は大丈夫か
まだ試作段階だから、こんな感じ。
個人的にはやっぱり「巻き取りスマホ」
個人的には、やっぱり「巻き取りスマホ」のほうが良いかな。
まだ試作段階だから何とも言えないけど、ディスプレイのサイズの調整もできたら嬉しいし、ディスプレイが2つついている「折りたたみスマホ」は、繊細なディスプレイが傷つく、割れるってリスクが倍になりそうに思う。
逆に一方が割れてももう一方があるから安心、って考え方になるかもしれんけど。
「Galaxy Z Flip」みたいな完全に亀になっちゃうのは、動作が一段階分遅くなってしまうので、これもまたどうかと。
あとは、「巻き取りスマホ」の価格はどうなるのかね。
「巻き取りスマホ」は、ディスプレイが1つで済むと思うんだけど、そこは価格には反映されないのかな?
理想の未来としては、安くてディスプレイの大きさが調整可能な「巻き取りスマホ」なんだけどね~。
ってことで、スマホの新しい形ってどんなだろう~っ、を語ってみた。
おっさんのひとり言だと思って、聞き流してほしい。
ということで、今回は以上。ここまで読んでくれてありがとう!!