鼻毛がやけに伸びるな、と最近気になっているブログ主だ。
なんでだろうなぁと思って少し検索していたら、耳毛も伸びるらしい。
耳毛?!
まあ、確かにそんな人、見たことあるな。
とりあえずこの記事は、耳毛が生えた未来の自分に向かって作成している。
我も、我も、と鼻毛や耳毛が気になっている人、将来気になる可能性がある人はご一読を。
結論からいうと、耳毛を抜いてはいかん。鼻毛も駄目。髭も駄目。基本的に毛は抜いては駄目。
これから某が、その理由と手入れ法を説いてしんぜよう。
まあ、まずは、耳毛が伸びる理由から。
耳毛が伸びる原因は老化
まだそんな歳じゃないわい!と叫びたい気持ちはよくわかる。
しかし、耳毛や鼻毛が伸びるのは、残念ながら大体老化が原因だ。
そもそも耳に限らず、加齢や老化に伴い、鼻や眉などの毛が濃く太く伸びてしまう現象を、「シニア毛」と呼ぶらしい。
なお、これは男性特有のもの。
なんと中高年男性の6割以上が、40歳を過ぎてから耳・鼻・眉の毛が伸びやすくなったと回答したらしい。
さてさて、なぜ老化すると、一部の毛が濃く太く伸びてしまうのか。
それには、毛周期が関係している。
毛周期とは、生え替わりの周期のことだ。
この周期によって毛が抜けたり生えたりを繰り返すわけだが、歳の加減によって発毛する細胞の機能が変わってしまう。
加齢すると、毛周期が長く(毛の生え変わるスピードが遅く)なる。
若い時には産毛のうちに抜け生えしていた毛がなかなか抜けず、そのまま伸び続けるようになるわけだ。
つまりは歳をとって耳毛が生えてきたのではなくて、生え替わりが遅くなり目立つまでに成長しただけの話。
ということで、鼻毛がやけに伸びるようになったり、耳毛が生えてきたり(ように見える)したら、君はもう立派な大人で、おじさんになったということだ。おめでとう。
耳毛が特徴的な有名人
そんなに耳毛って伸びるものなの?
ってことで、耳毛で有名な方を少し考えてみた。
これはもうズバリ、テレビドラマの『月光仮面』の原作と脚本を手がけ、テレビアニメ『まんが日本昔ばなし』の監修として携わった、故・川内康範氏をのぞいて他にはあるまい。
なお、もっと長い耳毛を持つ男としてギネスに登録されているのは、インドのお方で2007年の時点で18.1cmあったとか。
川内氏もそうだが、そこまで立派な耳毛があれば処理するのはもったいない。
思いっきり伸ばして、ギネスに挑戦してみるのも悪くないだろう。個人的に応援している。
耳毛の手入れ方法
え? どうしても耳毛を処理したい?
君もなかなかわがままな人だ。仕方がないな。
俺はまだ鼻毛しか伸びないので、ちょいとネットを漁って調べてみたんだが。
方法は大きくわけて3つ。
耳毛の手入れ方法①『耳毛カッター』
耳毛カッターを買おう。
ハサミや家にある髭剃りなどで代用できないこともないが、正直お勧めしない。
耳は思った以上にデリケートにできているのだ。耳毛の手入れをいい加減にすると、無用な肌トラブルを招く可能性がある。
どうせ、耳以外もばんばん伸びている(あるいは伸びてくる)のだろうから、耳毛専用ではなくて様々な用途に使えるやつを買えばいい。
先にも述べたが、耳はかなりデリケートにできているので、説明書を熟読し、赤子を扱うように丁寧にお世話をすることだ。
注意すべき点としては、
- 耳垢は先に取り除く。耳や耳の周りを清潔にしておく。
- 耳毛カッターは強く押し当てない。気になる耳毛に先端を優しく触れる。
- 奥まで入れ過ぎない。何事も奥まで入れ過ぎない(意味深)
- 事が終わったら、耳毛カッターそのもののお手入れも忘れずに。要説明書。
耳毛の手入れ方法②床屋(理容室)で切ってもらう
自分でやるのが面倒だ!
そんな面倒くさがり屋の君は、きっとあまり器用な方ではないのだろう。
猫の手でも借りたいならば、床屋(理容室)のスタッフにお願いしてみるのもよい。
ただし、条例などで耳に何らかの処置をするのを禁止している自治体もあるし、そもそもその床屋(理容室)がそういったサービスを行っていないこともある。
昔馴染みの床屋の親父ならばっさりやってくれるかもしれないが、耳までばっさりやられると色々と困るだろうから、場所とスタッフを選ぶことをお勧めする。
耳毛の手入れ方法③美容クリニックで脱毛する
餅は餅屋ということで、やはりそれ専門の商売をしているところにお願いするのが吉ではないか。
試しにGoogleで検索してみたが、耳毛脱毛料金はピンキリ。
7,150円(税込)というご提案がGoogle検索で出てきたが、それは皮膚科によるものだった。
脱毛に詳しい知人などにお勧め先を教えてもらうのがベストだと思うが、知人さえいないロンリーボーイは、ネットで検索。お財布と相談して、お願いする先を決めるしかない。
(NG)これだけは止めておけ。耳毛の手入れ方法
耳毛が生えてきても、これだけは止めておいたほうが良い手入れ方法がいくつかある。
まずは、毛抜き。
毛穴が傷んでしまい、肌荒れの原因にもなりかねない。これは耳毛・鼻毛・眉毛に限らず、体の毛すべてに言えることだ。
次に、除毛クリームや除毛用ワックス。
耳は穴なので、耳奥にクリームやワックスが流れ込む危険性がある。肌荒れやかぶれなどの肌トラブルの可能性もある。
とりあえず、この2つの方法は選択肢として最優先に除外すべきだろう。
耳毛をそのままにすると
俺は漢だ!耳毛なんて関係ねえ!
そんな男気のある意見も、わからなくはない。
が、街を歩く人々、特に若いレディたちはボーボーの耳毛を見て何を思うか。
やはり手入れをされていない毛というものは、どのような毛であれ良くない印象を与えるに違いない。
見た目で人を判断するな、は一理あるが、現実的になかなか難しい注文だ。
着衣の乱れは心の乱れ、耳毛の放置は面倒くさがり屋の表われ。
鏡を見て、鼻や耳など細かなところまでに気が回せる人物になれるよう、心掛けたいところだ。