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( びっしり)北海道でゴキブリが大量発生?! (道民の反応)

 

みんなゴキブリは好きかな?ちなみに俺は大嫌いだ。アイツが部屋の壁にいるのを発見すると、見慣れた我が部屋は途端に戦場と化す。やるか、やられるか。どんなに部屋を綺麗にしていたとしても、ヤツらはかならずどこからか侵入してくる。なんてことだ。俺たちに逃げ場はないのか?

 

だがちょいと待って欲しい。確か、ゴキブリがあまりいないと言われている場所があったはず。そうだ、北海道だ。夏と呼べるような夏がほとんどない北海道は、昔から噂にあるように「ゴキブリがほとんどいない」…はずだった。ところが最近になって、ゴキブリが大量に発見されるようになったというニュースが出てきた。一体それはどういうことなのか。

 

そもそも北海道にはゴキブリがいないか、ほとんどいないはずだった→

そもそもなぜゴキブリは北海道にいないと言われているのだろうか?

北海道にゴキブリがいないと言われている理由は、ゴキブリが寒さに弱く、20度を下回ると繁殖に支障をきたすため、気温の低い北海道ではゴキブリの数が本州に比べて極端に少ないためらしい。また、北海道の気候が寒くて乾燥しているため、ゴキブリが好む暖かくて湿った環境とは異なるため、生息が困難とのこと。

ただし、ヤマトゴキブリという種は寒さに強く冬眠する習性をもっており、北海道でも生息している。このヤマトゴキブリが「北海道にはゴキブリがいない」の例外にあたる種だったのだろう。

しかし、2年ほど前から「北海道にはほとんどゴキブリがいない」という通説が覆されるようになってきた…。

 

北海道でゴキブリが大量発生している

場所は円山公園。俺も行ったことがある。すぐそばに動物園がある、道に沿った広々とした公園だ。その円山公園に、10年ほど前からゴキブリが散見されるようになったらしい。円山公園にいるゴキブリはヤマトゴキブリで、元々は北海道にいない種類のゴキブリなんだとか。どうも公園の木を植えるときに、本州から木と一緒に入ってきてしまったらしい。つまりは、「本州からの外来種」というやつだ。なお文献上では、屋外でゴキブリが生息する“国内最北端"の地が札幌市の円山公園だという。専門家は、「ヤマトゴキブリは移動能力がそれほど高くないので、広がる心配はないだろう」ということだったが…。

今や、暖かくなる5月から一気にゴキブリが増えて、6月になると、もうすごいらしい。夜になると、こんなにいるのか、と思うくらいめちゃくちゃゴキブリが飛び、木にびっしりと張り付いている。木につかまる場所がないので地面を歩き回っているやつもいるらしい。

なんというホラー

 

北海道にゴキブリが発生したのは、東北地方のせい?

円山地区は道内でも比較的早い時期に入植が始まった地域だ。東北地方から運んだ建材に、ヤマトゴキブリの卵鞘(らんしょう)が付着して持ち込まれたのではないかというのが、現在のゴキブリの大量発生につながる考え。

円山公園は北海道開拓時代、「円山養樹園」という樹木試験場だった。その名残で、公園内には樹齢100年を超える大木が数多く見られる。古い木が多いので、昼間は木肌の割れ目やうろに、ヤマトゴキブリが隠れ潜み、夜になると木から出てきて、人間が落とした食べ物や食べ残しを食料にしているのではないか。

木の周囲が除雪されないことも、ヤマトゴキブリが繁殖する理由らしい。冬になると、札幌の最低気温はマイナス5~10度になるが、円山公園はそれほど除雪されない。木の周囲が雪で覆われていることで、ギリギリ耐えしのげる気温が維持できてしまう。

ヤマトゴキブリにとって、さまざま好条件が重なった結果、円山公園で爆発的に数が増えたということになる。

 

北海道全体にゴキブリが広がる可能性はあるのか

現段階で、専門家たちはヤマトゴキブリが住処を広げる可能性は低いと見ているようだ。まず、円山公園のヤマトゴキブリは『ラブルベニア』という菌類に汚染されていて、秋口になるとバタバタと死んでいくのが普通なのだとか。ラブルベニアの一種はヤマトゴキブリの触角に寄生する。寄生された触角はどんどん短くなり、ゴキブリは餌やメスを探すことが困難になって、やがて死んでしまうそうだ。

集団性があるゴキブリは、触角を触れ合わせることで、仲間とコミュニケーションを図るのが常。その接触を通じて、ラブルベニアは集団の中に広まっていってしまう。円山公園の生息密度が高い環境が、ラブルベニアがまん延する原因になっているのだ。

北海道にはたまにチャバネなども荷物に紛れ込んで持ち込まれることもあるそうだが、暖かい商業ビルなどは別として一般家庭で見ることができるのは難しい、ということで、「円山公園」に近づかなければゴキブリと遭遇する確率は、以前同様小さいと見て問題なさそうだ。

 

ゴキブリに対する道民の反応

道民たちは、この新しく大量発生した生物を親しみの目をもって見ているらしい。中には手に取って観察する人もいるそうだ。よくよく考えてみれば、ゴキブリがもたらす被害はせいぜい「気持ちが悪い」「不衛生」そんなところだろう。都会のゴキブリは汚染されているともいうが、それは「都会が汚染されていて、ゴキブリのほうが迷惑をこうむっている」というのが本当のところだ。もしかしたら、北海道以南にいる我々の嫌悪感は「ただの偏見が生み出した産物」に過ぎないのかもしれない。

 

ゴキブリは人類よりもはるか昔からいる。

ゴキブリの祖先にあたる昆虫は3億年以上前の古生代石炭紀に姿を現し、恐竜のいた時代(中生代)になって今のゴキブリの仲間に進化したと言われている(※最近の研究では、石炭紀の次のペルム紀〔二畳紀〕だとする説もある)。一方、我々人類が登場したのは、およそ200万年前にアフリカでアウストラロピテクス属から分化し、現生人類であるホモ・サピエンスは40万年~25万年前に現れたとされている。つまりは、ゴキブリは我々よりもずっとずっと先輩なわけである。本来ならば敬意をもって接せねばならない存在なのだ。

問題は、この大先輩。後輩である我々のほとんどにとにもかくにも嫌われているというところなのである。今後地球温暖化が進んでいくなかで、北海道のゴキブリが生息範囲を広げる可能性がある。そうなれば、道民もゴキブリを嫌悪の目で見るようになるのだろうか。今のところそれは誰にもわからない。ただ、ひとつだけ確かなことは。北海道にゴキブリを持ち込んだのも人間。北海道以南のゴキブリを汚染したのも人間。そのあたりのことだけは自覚したうえで、ゴキブリにも多少の敬意は払うべきだろう(難しいかもしれないが。ってか、無理

 

ってことで、今回の記事は以上だ。最後まで読んでくれてありがとう!!

 

 

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