なんてことだ。ブログを半年以上も放置してしまった…。あーあ、正直もうやる気がしない。
そんな俺と似たような状況になっているなんちゃってブロガー様たちに対して、この記事は作成している。ちなみに俺がブログを放置していた理由、言い訳はけっこうあるが、要はやる気がなくなっていた。ただそれだけの話。
ここまでブログを放置すると、どんな罰があるのか。新しいブログを作るべきか否か。作り変えるならどのような点に気をつければ良いのか、について記事を作成してみた。最後までお付き合いいただければ幸い。
ブログを半年以上放置するとどうなるか?
ブログを半年以上放置すると、以下の問題が発生するらしい。
読者の減少
ブログを更新しない場合、読者は興味を失い、サイトへの訪問が減少する可能性がある。読者は新しいコンテンツや情報を求めており、定期的な更新がないと他の情報源に移行するか、ブログの定期訪問をやめることがある。
検索エンジンの順位低下
ブログが放置されると、検索エンジンのランキングが低下する可能性がある。定期的な更新は、検索エンジンのアルゴリズムによって評価され、コンテンツの新鮮さや価値を示す重要な要素だ。ブログが放置されると、競合他社や他のブロガーによって上位ランクが取られる可能性がある。
ブランドイメージの損傷
ブログが放置されると、ブランドや個人の信頼性や専門性が失われる可能性がある。定期的な更新は、読者に対する信頼を築くための重要な手段であり、放置されたブログは読者に対して無関心であると感じさせることができる。
収益の減少
ブログが放置されると、アフィリエイトや広告収入などの収益源も減少する可能性がある。定期的な更新は、読者の参加や購買意欲を高めるための重要な要素であり、ブログが放置されると収益が減少することがある。
ということなんだけど…。
放置したところでブログの価値がさがるわけではない。ブログは資産である。しかし、ただの資産ではない。ちゃんと賞味期限がついているのだ。その期間は情報の内容にもなるが、「思った以上に長くない」。資産は段々と目減りしていき、やがては兵どもが夢のあと、だ。
既存のブログを再開するべきか、あるいはブログを作り直すべきか
人間ってのは、まっさらに何かを始めるのが好きだ。俺のようにブログを放置していて「もうそのブログをいじるのが億劫になってしまった」ケースだけではなく、どうにもいまいち集客が見込めないブログを運営しているケースや、労力に見合った収益が手に入らないようなケースでも、「最初からやり直そう」という考えが出てくる。
ここで問題になるのが、既存のブログを再開するべきか、あるいは新しく1からブログを作り直すべきかということだ。
実は、「どちらを選んでも正解」。
重要なのは、ブログを更新し続けることだ。前のブログか新しいブログかは関係がない。既存のブログであれ、1から作り直したブログであれ、結局のところ「誰かに見てもらう(それが収益性を含むか否かは別として)」ブログを作るならばやることは変わらないのだから。
ただし、ここで注意したいのは、作り直すという選択肢を取った場合、しばらく前のブログを残しておくという点だ。後述するブログを作り直す際のポイントである、新しいブログへのコンテンツの再利用という話にもつながる話である。
ブログを作り直す(再スタートする)際のポイント
Youtubeで「ウェブ職TV」を運営する「なかじ」先生から、ブログ作りを再スタートする際のポイントを学んでみよう。
日本一ブログを作り直した経験があると豪語するなかじ先生曰く「3つのポイント」を押さえることが重要らしい。
ブログを作り直す際の3つのポイントは以下の通り。
反省する
反省だけなら猿にでもできる。具体的な話をすると、意識しなければならないのは以下の2点。
ジャンル選び
当然の話なんだが、YMYL(Your money or Your life)は絶対に手を出してはいけないジャンル。
YMYL(Your Money or Your Life)は、Googleが検索品質評価ガイドラインで定義した用語で、直訳すると「あなたのお金、あなたの人生」という意味で、お金や生活、健康に大きく影響を与えるジャンルのWebページを指す。具体的には以下のようなジャンル。
ショッピングまたは金融取引ページ
財務情報ページ
医療情報ページ
法的情報ページ
重要なニュース記事または公的/公的情報ページ
児童養子縁組、自動車安全情報など(※YMYLと考えられるかもしれないトピック)
これらのジャンルのWebページは、正確な情報を提供し、信頼性を高めることが重要となる。「命」「生活」に関わる事柄なのだから当たり前だろう。Googleは特に「情報の正確さ」を評価し、ユーザーの幸福や健康に影響を及ぼすページに高い品質を求める。そしてなによりも権威が重要。早い話が「素人には無理」ってこと。
コンテンツの質が低い
なーんか、今グサッと胸の内に何かが刺さった気がする。特に注意しなければいけない人は、毎日記事を更新しようとしている人。どう考えても、専業でない限り(専業であったとしても多分)無理な話なのである。コンテンツの質を高めるには、あらゆる情報を網羅しなければいけないし、そこから新しく「読者に役立つ提案」をしなければいけない。そんなコンテンツを毎日作るなんて土台無理な話だ。なので、毎日更新しようなんて考えずに、いかに自分の作る記事が影響力をもてるかどうかだけを考えて「質の高いコンテンツ」を作るように気持ちを改めないといけない。
コンテンツの再利用
ブログを作り直すといっても、今まで作成した記事は無駄にならない。新しいブログに持って行って、再利用すればよいだけの話だ。その際には、「読者ファースト」を念頭に置いて、コンテンツの質を底上げしたものを提供したい。どうしたって、今まで積み重ねてきたものは消えないのだ。
またリライトだけではなくて、コンテンツの統合もお勧めしたい。1+1=2じゃない、やりようによっては200にも2000にもなるんだ。元いたブログでは同じような内容の記事を作成すると「重複コンテンツ」ということで「SEOの共喰い」が発生する可能性があったかもだが、新しいブログならばその心配もいらない。似たような記事をとことんまとめにかかるのをお勧めする。その際にも常に念頭にあるのは「読者ファースト」だ。
301リダイレクト
301リダイレクトってなんだ?少し説明すると、301リダイレクトってのは「ウェブサイトのページを永久的に新しいURLに転送するためのHTTPステータスコード」だ。具体的には、ウェブページが移動した場合や、URLの構造が変更された場合に使用できるシステム。
301リダイレクトは、検索エンジンやブラウザに、リダイレクト先のURLが永続的に変更されたことを通知する。これにより、検索エンジンは新しいURLをインデックスし、ユーザーがリダイレクトされた際には自動的に新しいURLに転送されることになる。
具体的には、
1.ブラウザから「example.com/old-page」にアクセスがあった場合、サーバーは「301 Moved Permanently」というHTTPステータスコードをブラウザに返す。
2.同時に、サーバーはブラウザに対して新しいURL「example.com/new-page」へのリダイレクトを指示する。ブラウザはこの指示に従い、自動的に新しいURLに転送される。
301リダイレクトを実装する方法は、ウェブサーバーの種類や環境によって異なるのだが、例えばみんな大好きWordpressなんかで言うと、
リダイレクトを設定するためのプラグインや機能が提供されていることがあります。CMSの管理画面からリダイレクトを設定できる場合が多い。記事編集の画面で下の方に行くと。。。あ、これね?
ということで、めでたし、めでたし? かな。まだ、始まってもいなけどな。
強くてニューゲームをしたいなら
新しいブログの問題点はそのまんま「歴史が浅い」ところにある。「長くブログを続けてきた」という歴史は、=一定の評価みたいなところがあるので、そのあたりは新ブログに移行したらカバーしれきないのが事実だ。どんなに良い記事を書いたところで、Google先生に評価をしていただくのも、かなり時間がかかることだろう。
それらを避けるために取れる手段は1つしかない。自分の目指すところと同じような「ブログを買い取る」ってことだ。要は中古ドメインを購入する、ということになる。長くなるので、それはまた別な記事で追ってしたいが、それはそれでまた別な問題があるみたい。
ってことで、今回は散々放置していた反省を踏まえて、ブログを作り直すならって話を記事にしてみた。少しでも同じような立場にある人にとって多少なりとも役に立つ情報であったら嬉しい限り。
今回は以上だ。最後まで読んでくれてありがとう!