エンターテイメント

(つまらない?)漫画「神血の救世主」が示す現代社会(縦読み漫画読みづらい?)

 

LINEマンガが「神血の救世主ガチャ開催記念」をやっているよ~。

 

フォロー&リポストで『#神血の救世主』デザインのQUOカードPay5,000円分が当たるうえに、さらに「#神血の救世主ガチャ」をつけて引用リポストすると、サイン入り色紙をプレゼントだって(4月29日まで毎日開催)。

 

 


って、神血の救世主って何?って君。

 

俺みたいなおっさんよりも情報が遅いぜ!

 

「神血の救世主」はLINEマンガとebookjapanで先行配信されている、縦読みwebtoonだ。

 

「神結の救世主」の話と、ついでに韓国発のwebtoonについても少しだけおっさん目線で語ってみた。最後までお付き合いいただければ幸い。

 

『神血の救世主〜0.00000001%を引き当て最強へ〜』とは

「ある日 世界の至るところに異界へ通じる"門"が現れた」

『神血の救世主〜0.00000001%を引き当て最強へ〜』は、ファンタジーやSFの要素が多く盛り込まれている現代バトルファンタジー作品。

物語は、突如として現代社会が非日常に変わるところから始まる。主人公の名前は有明透晴(ありあけ すばる)で、彼は「プレイヤー」と呼ばれる選ばれた人間の一人。プレイヤーは異界からの驚異に対抗する超人的存在で、有明透晴はその中でも特別な存在で、既存の金・銀・銅のどれでもない、“虹”ランクのプレイヤーに選ばれる。彼は自分の血液を使って戦う能力を持ち、その圧倒的な強さで日々人々を救っていく。

 

現在は、第二部である「8つの災い編」に突入。2023年4月29日(公開から228日目)に1,000万viewsを達成し、日本一面白いwebtoonなどとも呼ばれるほど大人気漫画である。

 

『神血の救世主〜0.00000001%を引き当て最強へ〜』がヒットしている背景

それにしても近年では、戦闘シーンやアクションが登場するバトルファンタジー作品が増えているな。「本来は社会的に弱者だった主人公が力を得て活躍していく」的な、異能の主人公や圧倒的な力を誇る主人公モノも多い。透晴は、「世の中から軽視され、嘲笑さえ受けた存在が、むしろ世界を変えていく」という、大きなテーマを背負っているキャラクターだ。

また、序盤は、キャラクター表現&ストーリー進行に必要な情報以外はすべて削ぎ落として、バトル描写や世界観を感じてもらうことに注力しているらしく、ストーリー内に出てくる謎や伏線などは、進行上どうしても開示できないものを除き、出し惜しみせず、可能な限り早く作中で回答&回収するようにしているらしい。つまりは「わかりやすい」展開になっているのだ。

「世の中から軽視され、嘲笑さえ受けた存在が、むしろ世界を変えていく」という展開に、「王道的なストーリー」と「物語としてのわかりやすさ」、これがウケルのは現代社会の構造的なものを反映しているからのような気がするわけだがどうか。

 

「縦読みコミック」webtoonの台頭

現代社会の構造的なものの反映と書いたが、そもそもがこの漫画の提供自体が、新しく台頭してきているwebtoonである。透晴の持つ“虹”ランクは、フルカラー縦読みにマッチしたwebtoon作品ならではの能力だといえる。

webtoonは、形式的にはいわゆる「縦読みコミック」。

まず、複数のページではなく縦長のストリップで、各章、エピソードが公開されているため、スマートフォンやコンピューターで読みやすくなっている。次に、アジア諸国の場合、このウェブ漫画は物理的な形で出版されないため、一般的な白黒の漫画と違い、カラーになっている。そして、音楽やアニメーションのある章も存在する。

スワイプ量を見越して、自由自在にテンポコントロールする楽しさは、横読み作品にはない強みであり、ネーム作家の腕の見せ所とも言われている。

webtoonの発祥は韓国。しかし今や韓国で制作された作品だけでなく、国内の作品も徐々に増えている。当記事のLINEマンガで先行配信中の『神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~』もその一つであり、LINEマンガにおける“国産 webtoon”作品の中で、2024年1月の月間販売金額1位を記録した。

『神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~』は、「全webtoonの中で1位」と言えるフラグシップ的な存在を目指して爆進中。しかし製作陣としては、「webtoonかどうか」という点ではなく、「作劇として魅力的かどうか」を意識しているとのこと。

 

結局のところ、webtoonどうとかではなくて、作品として面白いかどうかという点は今も昔も変わらない。ただその媒体によって「魅せ方が変わる」だけの話だ。

 

『神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~』に対するネット上の評価

以下、『神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~』に対するネット上の評価

 

・作者の絵が好き

・ストーリーもテンポよく各キャラクターの個性もあり見入ってしまう

・やたら試練が長いわけでもなく、サクサク進むので爽快

・完全やられ役、いじめられっ子が強くなっていく過程がなかなか良い

・ゲームにそのまま使えそうな、イマドキっぽい作品

 

今のところ、『神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~』に関する評価で、「つまらない」とか「縦読みが読みにくい」とか言った言葉は聞かれない。

 

ただ、「わかりやすい」「テンポよく読める」という声もあるなか、ちょっと不安だなと思うのは、「じっくりと読み解いていくような面白さ。単純明快でないからこそ得られる骨太なストーリー」みたいなものが失われてしまっていかないかというところである。今のところ、そういった作品もたくさんあるので杞憂であると思っているが、「わかりやすい物ばかりの世の中」というのも、あまりに単純すぎて逆に問題があるような気もしている。

 

なお、『神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~』で、個人的に好きなのは11話あたりで、爽香をやられて透晴がマジギレする瞬間が好きだ。熱い。でもこれって、よくある展開。でも面白い。漫画も作品もどんどん新しいものになっていくが、いつの時代もどのような媒体で提供されようとも、面白いものは面白いのだ。

 

興味がある方は、LINEマンガebookjapanで配信しているので(無料の回もたくさんある)、実際にチェックしてみてはいかがかな?

 

ってことで、もう一度宣伝。

 

LINEマンガが「神血の救世主ガチャ開催記念」開催中。フォロー&リポストで『#神血の救世主』デザインのQUOカードPay5,000円分が当たるうえに、さらに「#神血の救世主ガチャ」をつけて引用リポストすると、サイン入り色紙をプレゼント(4月29日まで毎日開催)。

 


この機会に、ぜひともGETだぜ。

 

というわけで今回の記事は以上だ。最後まで読んでくれてありがとう!!

 

紙媒体では、2024年5月27日に販売開始。webtoonから紙媒体へ。どうなるか見物。気になる人は要予約。

 

(PR)PRです。未読な方はぜひ!!

 


神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~(1) (電撃コミックスNEXT)

-エンターテイメント

© 2024 Powered by AFFINGER5