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「赤いきつね」が炎上していないのに炎上商法を成功させてしまった件

「赤いきつね」、炎上してないのに炎上して炎上商法大成功の巻

「赤いきつね」が炎上していないのに炎上商法を成功させてしまった件

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みんな~、東洋水産「赤いきつね」のCMをめぐる騒動を知っているかな?

 

知らない?

 

では、騒動の顛末を当ブログが誇るボタニAIに要約してもらおう。

 

ボタニAI
以下、今回の騒動の顛末です。

 

  • 東洋水産の「赤いきつね」アニメCMが一部で「性的だ」と批判され、一方で「何が問題なのかわからない」という反論も多く、ネット上で議論が巻き起こった。
  • しかし、専門家の指摘によれば、これは「非実在型炎上」に該当する可能性が高いという。「非実在型炎上」とは、少数の批判的意見がメディアに取り上げられ、実際よりも大規模な炎上が起きたかのように見せかけられる現象を指す。
  • CMでは、若い女性が夜に「赤いきつね」を食べるシーンが描かれ、頬を赤らめる演出があったことで「男性視線の広告」との批判が発生。しかし、SNSでは批判よりも擁護や「過剰反応では?」という意見の方が多く、むしろ「炎上していると報じられたこと」が話題になった。
  • 東洋水産は、過去にも「親子正麺」広告で似たような騒動を経験しており、今回も特に対応をせず沈黙を貫いている。専門家は、こうしたケースでは「安易に取り下げるよりも、放置することが最善の対応」と指摘。結果的に、炎上商法ではないものの、CMが話題になり認知度が向上する形となった。

 

本当に炎上しているわけではないのだが、一部の声をもとにメディアが炎上しているかのように記事を取り上げたことでなぜか炎上してしまったという謎の事件。

 

本記事では、この珍妙極まりない事件について私見を述べさせていただきたい。

 

ついでに我がブログの頭脳であるボタニAIにも活躍していただいて、「今どきのメディアは」と色々と愚痴るだけの記事である。

 

最後までお付き合いいただければ幸い。

 

「赤いきつね」CMは本当に炎上したのか?批判の実態とは?

「赤いきつね」が炎上していないのに炎上商法を成功させてしまった件

で、実際のところ、批判はどれだけの数あったのだろう。

 

実際のところどれだけの批判があったのか、はっきりしなかった。

 

どこの記事でもパラパラとCMに対する批判の内容(言葉?)について載せているが、まとめてドカッと炎上したかのような形跡は皆無であった。

 

実はそれが炎上が発生していなかった証拠なのだと思う。

 

よく見る批判コメントは、

 

  • 「性的な表現に見える」
  • 「男性目線の広告」

 

といったものだったが、それ以上に

 

  • 「これのどこが問題?」
  • 「こういうのに過剰反応する方がおかしい」

 

といった擁護の声のほうが多かった。

 

特にYahoo!ニュースのコメント欄では、批判的な意見よりも「こんなことで炎上するの?」「話題作りにしか見えない」といった冷静な意見が明らかに上回っていた。

 

つまり、なぜか火のない所に煙が立ってしまったわけだ。

 

 

「非実在型炎上」という茶番

「非実在型炎上」とは、ごく少数の批判的な意見が報道によって大きく取り上げられ、あたかも大規模な炎上が起こっているように見られてしまう現象らしい。

 

今回の「赤いきつね」のCMは、どうもこれにあてはまるようだ。

 

「非実在型炎上」は「炎上」というより「炎上の有無を議論する現象」が発生するだけのものなのだろう。

 

そして、ここが重要なポイントなのだが、その結果、逆にCMの注目度が上がることになったわけだ。

 

「棚からぼたもち」の東洋水産

断っておくが、東洋水産はこんな事態を意図していない。意図するはずもない。たとえ諸葛亮孔明であったとしても、パリピな孔明であったとしても、こんな事態を予想できるはずがない(多分)

 

陰謀論者らは、「実は東洋水産が特定メディアに金を配って炎上を」とか意味不明なことを言ったりするかもだが、さすがにそれは頭に何かわいているレベルと言われても仕方がなかろう。

 

ただ1つ言えることは、「炎上商法」はときに諸刃の剣になる。燃え盛る地点にいれば、やけどもしよう。しかし、今回のケースでは「実際に燃えていない」。東洋水産を擁護する声のほうが大きい。

 

それでいて、この注目度である。

 

「炎上しない炎上商法」始まった!とか断言してもいいだろうか?

 

ボタニAI様に聞いてみる。

 

ボタニAI
「炎上していない炎上商法」という意見は、非常に的を射た表現だと思います。今回の「赤いきつね」の件は、典型的な「非実在型炎上」と言われる状況であり、実際には大規模な炎上は起こっていません。それにもかかわらず、メディアが「炎上」として報じたことで騒動が拡大し、結果的にCMの注目度が上がる形になりました。

ただし、「炎上商法」と言うと、企業が意図的に仕掛けた印象を持たれがちなので、「結果的に炎上商法のような形になった」と表現するのがより適切かもしれません。

ただ…。

 

 

ただ?

 

ボタニAI
実は東洋水産は、昔似たような事態が起きたことがあるのです。

 

な、な、なんだってー。

 

東洋水産、過去にもやらかしていた『親子正麺』バズ事件

『親子正麺』がX(当時はまだTwitter)でバズった事件について、ボタニAIに解説してもらおう。

 

ボタニAI
2020年11月、東洋水産の「マルちゃん正麺」公式TwitterアカウントがPR漫画『親子正麺』第1話を公開しました。

 

この漫画は、父親が子供と一緒に「マルちゃん正麺」を作って食べるという、ほのぼのとした内容でした。

 

しかし、最後のシーンで、母親が帰宅後に昼間の食器を洗う描写があり、一部のネットユーザーから「なぜ母親が片付けるのか」といった批判が寄せられました。これは性的な差別である!という意味不明(失礼)な批判だったそうです。

 

それを取り上げた記事がバズってあたかも今回と同じような展開になりました。

 

今回の事件とほぼ同じじゃねーか!!

 

東洋水産が同じことをやらかしているのではない。結局のところ悪いのは…

やはり過去にもやっていたんだな!おのれ、東洋水産!とか陰謀論者が手を叩いて喜びそうな展開だが、そうではない。断じて、そうではない。

 

過去にもやらかしたのは東洋水産ではなくて、その一部の意見を「炎上しているかのように」取り上げたメディアなのだ。

 

実際には「炎上」と呼べるほどの批判が発生していないにもかかわらず、メディアが「ネットで物議」と煽ったことで、騒動が拡大した。

 

「非実在型」と指摘されるように、少数意見を大きく取り上げることで、あたかも大問題になっているかのような印象を与えた。

 

今回のケースでは、これは炎上ではない!と多くの消費者が気がついたから良かったものの、これがそのまままかり通っていたら大変なことである。

 

メディアの皆さんには、ぜひとも「メディアリテラシー」を身に着けていただきたいところだ。

 

もしかして他にもある?「非実在型炎上」

さて、そこでふと思ったのだが。

 

メディアが昔から変わっていないというのなら、今回の東洋水産の件だけに関わらず、きっと他の企業に対しても「やらかし」をしている可能性が高いのではないか。

 

ボタニAIに問いを投げかけてみる。

 

「今までに、これに似た事件はあったのだろうか?」と。

 

ボタニAI
以下のものが、それにあたる(あるいは近い)事例かと思われます。

 

スープストックトーキョーの離乳食提供開始事件(2021年)

2021年4月、スープストックトーキョーが離乳食の提供を開始した際、一部のネットユーザーから「子連れ客が増えるのでは」との懸念が示されました。

 

しかし、これらの意見は少数派であり、多くの顧客は新サービスを歓迎していました。

 

それにもかかわらず、メディアが「炎上」として取り上げたため、実際以上に大きな問題であるかのように認識されました。

 

トイレットペーパーの買い占め騒動事件(2020年)

新型コロナウイルスの感染拡大初期、一部のSNS投稿で「トイレットペーパーが不足する」とのデマが拡散されました。

 

元々の投稿はごく少数でしたが、メディアが取り上げたことで不安が広がり、実際に買い占めが発生しました。

 

『鬼滅の刃』作者の性別に関する騒動

「鬼滅の刃」の作者・吾峠呼世晴先生が女性であると判明した際、一部で炎上が起きたと報じられました。

 

しかし、詳細な分析によれば、作者の性別を批判するツイートは全体の0.5%程度であり、残りの大多数は擁護や無関心の意見でした。

 

にもかかわらず、少数の批判的な意見がメディアで取り上げられたことで、実際には存在しない大規模な炎上が起きているかのような印象が広まりました。

 

このような現象は、情報の受け手が冷静に判断し、実際の状況を見極めることの重要性を示しています。

 

まあ、どこまで実際に「非実在型炎上」なのかは謎だが。

 

ちなみに、「鬼滅の刃」の事件に関しては、以下の動画で詳細な情報を入手できそうだ。

 

今回の記事のまとめ

「赤いきつね」が炎上していないのに炎上商法を成功させてしまった件

今回の記事のまとめをボタニAI様にお願いしてみた。

 

ボタニAI
今回の記事のまとめを以下にいたします!

 

  • 「赤いきつね」のCMが「炎上した」と報じられたが、実際には批判の声は少数派であり、多くの人が「問題ない」「過剰反応では?」と感じていた。にもかかわらず、一部メディアが「炎上」として取り上げたことで、騒動が拡大し、結果的にCMの注目度が上がるという事態に発展した。これは「非実在型炎上」と呼ばれる現象であり、本当に問題があったわけではなく、「炎上したこと自体」が話題になったケースだった。
  • 東洋水産は過去にも「親子正麺」の広告で同様の騒動を経験しており、その際も批判の声はごく少数だったが、メディアが「ネットで物議」と煽ったことで拡大した経緯がある。今回のCMに関しても、企業側は特に対応をせず、結果として「炎上していない炎上商法」が成功する形となった。
  • このような「非実在型炎上」は他の企業でも発生しており、スープストックトーキョーの離乳食提供騒動、鬼滅の刃の作者の性別問題、トイレットペーパーの買い占め騒動など、少数の意見がメディアによって過剰に取り上げられ、あたかも大問題が起こったかのように見せかけられる事例がいくつもある。
  • 今回の件から学べることは、「メディアの報じ方を鵜呑みにせず、実際の声の割合を冷静に判断することの重要性」だ。情報の受け手としては、何が本当に問題なのか、自分自身で考える姿勢が求められる。

 

ということで、これにて一件落着(?)

 

みんなも今すぐ赤いきつねを買いにコンビニに向かって走ろう!

 

今回の記事は以上だ。最後まで読んでくれてありがとう!!

 

 

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