もう10年になるのかぁ…。
東日本大震災。
2011年3月11日14時46分18秒。
俺は東京にいたけど、随分と揺れたのを記憶している。
あんな激しい揺れを経験したのは、生まれて初めてだった。
テレビで見た東北の状況、それを見たときのショックは今も忘れようがない。
そのあと起こった原発事故なども含めて、日本を大きく変えた災害であったと思う。
災害時の備えに関しては、俺なんかよりも詳しい諸氏の様々なサイトを参照してもらいたい。
スマホを手に持ったばかり俺は、災害時におけるスマホのメリットについて考えてみたいと思う。
災害時にスマホは使えない?→使えます。
災害時は、スマホが使える。
この表現は正確ではない。
正確にいえば、音声通信は限りなくOUTだ。
東日本大震災当時、俺は職場から離れたところにいて、すぐさま職場にガラケー(au回線)から連絡したのだが全くつながらなかった。
自宅の近くにいたのが幸いだった。
すぐに自宅に帰って、ネットで職場とやりとりをすることができた。
災害発生時は通話ではなく、まずはネットとつながることを考えよう。
そして、その手段として使えるのが、スマホなのである。
災害時のSNS利用率の高さ
総務省の調査によると、災害時の情報伝達に役立った手段は以下の通り。
(引用元:総務省HP)
発災時から復旧期までの期間を通じて、スマホなど携帯通話の利用が最も多い。
次に地上波放送、SNS(LINE(家族・友人・知人等))となっている。
また、地上波放送及び行政機関のホームページについては、時間の経過により利用者が増加する傾向がみられる、とのこと。
かつては災害時ではラジオが主流だったが、今や時代はスマホ+SNSに移り変わったようだ。
災害発生時はSNSの活用を!
普段から、SNSで家族とつながっておこう!
Facebook、Twitter、LINE。
これらは災害時にもつながる。
必ず家族と何らかのSNSでつながっていることにしよう。
ラジオよりSNSな理由
ラジオなどは、自分が欲しい情報だけをすぐに手に入れるってわけにはいかない。
SNSでは自ら欲しい情報をあたることができるので、こちらのほうが利便性が高い。
必ず以下のものはフォローしておくこと。
#Twitter防災 でチェックしよう。
助けを求めるときは、まず119番
SNSを使って救助を求める手段もあるが(#救助でリツイート)、こちらは情報が錯綜・重複して整理がしにくいらしい。
なので、まずは119番にかける。
上記してあるが、自分が住んでいる地域の自治体のアカウントは必ずフォローしておく。
119番がつながりにくかったとしても、消防局内の一般回線の電話番号を自治体がツイートしてくれることがある。
SNS上のデマを見極める「だいふく」
避難の際に重要なのが、「お・か・し・も」。
災害時のSNS利用で重要なのが、「だ・い・ふく」
だ・・・誰が言っているのか
い・・・いつ言ったの?
ふく・・・複数の情報を確かめたのか?
特に、「い」と「ふく」が見逃されることが多いので注意だ。
絶対に持っておかないといけないもの
いざという時の備えは、東京備蓄ナビで確認できる。
量が多すぎて、どこまで対応できるかわからないが、可能な限り取り揃えておくのが望ましいだろう。
あと、なによりも絶対に必要なのが、「モバイルバッテリー」
無論、充電器も必要だが、充電できる環境にいくまでのつなぎとして、モバイルバッテリーが必要だ。
合言葉は、「ファイブセロジャパン」(00000JAPAN)
通信事業者ごとの災害時の対応
災害時、3大キャリアのスマホを持っているなら、各社サイトのトップページへ。
ドコモ、au、ソフトバンクがトップページに災害伝言板へのリンクを掲載してくれている。
楽天モバイルほか、格安SIM(MVNO)のスマホを使っているならば、災害伝言板(web171)が利用できる。
SNSでつながっておく他、いくつかオプションとなる通信手段の一つとして、これを家族間で認識しておこう。
これは通信の面だけに言えることではないが、選択肢は一つでは心許ない。
思った通りの展開はまずない、という認識で、選択肢をいくつか用意しておこう。
3大キャリアがWi-Fiスポットを無料で開放してくれる!
災害発生時に、3大キャリアがWi-Fiスポットを無料開放してくれる。
合言葉(共通SSID)は、「00000JAPAN」(ファイブセロジャパン)だ。
こういうのは本当にありがたい。
普段はライバルなんだけど、いざというときには3大キャリアともに手を組んで無料開放。
環境問題とかもそうだけど、やっぱり企業が率先してくれると説得力があるわ。
企業の格って、こういうときに見える気がする。
4番目のキャリアになった楽天モバイルも、今後こういったところに力を注ぎこんで欲しいな(その前に回線の強化が必須だが)。
インパクトのあるプランを発表するのが好きだから、そっちもインパクトのある、より多くの人が助かるようなことをしてもらいたい。
楽天経済圏の端を歩む、楽天モバイルユーザーからのお願いだ。
ということで、自分なりの観点から、防災というよりも「減災」について考えてみた。
自戒をこめて作成しているが、読んでくれた方にとっても何らかの利益になれば幸い。
ってか、俺まだモバイルバッテリー持っていないんだった(-_-;)
買うよ~。
ってことで、今回は以上だ!最後まで読んでくれてありがとう!!