Huawei、Xiaomi、OPPO・・・。
俺がスマホに興味を持って、すぐに目に飛び込んできたのがこれらのメーカーだ。
それもそのはず、2020年第4四半期のスマートフォン市場のシェアは以下の通り。
1位APPLE
2位SUMSANG
3位XAIOMI
4位OPPO
お恥ずかしながら、俺はこれらがどこの国のメーカーなのか、全く知らなかった。
しかし、よく見てみると、なんてこった、HuaweiもXiaomiもOPPOも全部中国系メーカーじゃないか、と。
その中国系メーカーOPPOが提供するハイエンドスマホOPPO Find X3 Proがauより6月下旬に販売されるというニュースが、2021年3月11日に飛び込んできた。
auのサイトではすでに製品のなかに、その姿を見ることができる。
また、国内ではまだ未発売なXiaomi Mi 11なども、6万円台かそれ以下の価格で、今後日本で販売されるかもしれない(するんだとしたら、ソフトバンクかな?)
Huaweiに至っては、Huawei Mate 40 Pro+がDXOMARKのランキングにて、未だに不動の1位を保ったまま鎮座しておられる。
とにもかくにも、安くて性能がやばい中国系スマホ。
今後、俺もちょっと関わっていきたいと思っているので、今回はそちらについて考えてみたいと思う。
目次
中国系スマホ強みは、安さと性能の良さ
中国系スマホはとにもかくにも安い。
それでいて、性能がまさにハイエンドというのにふさわしいレベルなのだ。
これはもはや反則レベル。
Huaweiに対して、アメリカ様が激おこだったのもちょっとだけわかる気がする。
安さには訳がある!
中国系スマホの大きな特徴である低価格には、理由がある。
まずは、アジアに共通する人件費の安さ。
加えて、中国国内には多数のスマホメーカーがあり、これらの会社の競争が激化してきているのも、価格を押し下げる要因の一つとなっている。
結果、とんでもなくコストパフォーマンスの良い端末が誕生するわけだ。
安いだけでなくて、質も良い
中国には、「IDH」と呼ばれる設計専門企業がいる。
「IDH」は、新興企業がスマホ産業に参入する手助けをしている。
「IDH」が手助けすることで、新興企業といえども質の良いスマホを市場に提供することが可能となる。
これにより、中国系スマホは、ちゃんとしたメーカーならばある程度の性能が保障されるというわけだ。
これらが、安くて質が良い中国系スマホが生まれてくる背景である。
ただ、昨今は人件費が上がりつつあるとも聞く。
中国系スマホは今が盛りなのかもしれない。
では、実際に各メーカーのハイエンドスマホを見ていこう。
中国系ハイエンドスマホのスペック
ハイエンドとは、いわば「尖った存在」である。
ハイエンドとは、目を見張るような性能を有していなければいけない。
スマホにおける目を見張る性能というのは、ずばり次の3つだ。
- SoC(CPU)の性能
- カメラ性能
- バッテリー持ち
これらのどれかではなく、全てが抜きんでていてこそのハイエンドである
現行のSoCで最強の性能を誇るのは、2020年12月に販売された「snapdragon888」
snapdragon865に比べてCPU性能を約25%、グラフィック性能を約35%向上させた怪物SoCである。
そして、それを搭載しているのが、今回auからの発売が発表されたOPPO Find X3 Proと世界で販売されているXiaomi Mi 11などである。
OPPO Find X3 Pro
ディスプレイ | 6.7インチ |
サイズ | 163.6 × 74× 8.26 mm |
本体重量 | 193g |
SoC(CPU) | Snapdragon 888 |
カメラ | 超広角5000万画素 広角5000万画素 望遠1300万画素 マクロ300万画素 |
RAM/ROM | 12GB/256GB |
バッテリー | 4500mAh |
価格・・・海外では約15万円
カメラで特筆すべきは、60倍のマクロレンズ。
顕微鏡なみにすごい写真が撮れるらしいよ。
最大65Wという意味不明な急速充電。ワイヤレスでも30Wの速度で充電。
尖りまくりのまさにハイエンド。
auから6月下旬以降の発売ということだけど、価格は未定。さて…?
巻き取りディスプレイOPPO X 2021なども発表され(以下、参考)今後もますます目が離せない。
-
-
参考折りたたみ?巻き取り?スマホの未来はどっち?
続きを見る
Xiaomi Mi 11
ディスプレイ | 6.81インチ |
サイズ | 164.3 × 74.6× 8.06 mm |
本体重量 | 196g/194g |
SoC(CPU) | Snapdragon 888 |
カメラ | 広角1億800万画素 超広角1300万画素 マクロ300万画素 |
RAM/ROM | 12GB/256GB |
バッテリー | 4600mAh |
価格・・・6万円台
なんと価格が6万円という全く意味不明なXiaomi様のハイエンド。
メインカメラの最高峰、1億800万画素もちゃんと備えております。
Huawei Mate 40 Pro+
ディスプレイ | 6.76インチ |
サイズ | 162.9×75.5×9.1mm |
本体重量 | 212g |
SoC(CPU) | HUAWEI Kirin 9000 |
カメラ | 広角5000万画素 超広角2000万画素 望遠1200万画素 インカメラ1300万画素 |
RAM/ROM | 8GB/256GB |
バッテリー | 4400mAh |
価格・・・アマゾン(アメリカ)で約12万円
なお、「HUAWEI P50」が5月~6月に発表されるのではないかと噂されており、「HUAWEI P50」にはAndroidOSの欠点を改善した独自OS「HarmonyOS」が搭載されるらしい。
そちらの価格は11万円ほどか?
ミドルレンジで、コスパの良いスマホが選ばれる時代である。
しかし、一眼顔負けのカメラ性能や3Dゲームなど高負荷なゲームをするのに必要なSoCなど、やはりハイスペックなスマホには浪漫がある。
そう、ハイスペックに求めるものは、浪漫だ。
浪漫が無いと、何事もつまらない。
繰り返しになるが、OPPO Find X3 Proがauから6月に販売される。
俺も浪漫を求められるかどうか、今サイフと相談中だ(;´Д`)
中国系のスマホには、今後とも注目していきたい。
ということで、今回は以上だ。最後まで読んでくれてありがとう!!