現在、スマホの普及率は77.6%、タブレット型端末で35.2%(2020年)
新しい料金プランも発表されて、どの通信事業者と契約を結ぶか目移りしそうで困っているだろうか。
実際のところは、以前の記事で、スイッチングコストの影響で契約先を変える人が少ないという話をした。
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参考スマホ新料金プラン「乗り換えない」が6割超!原因は〇〇〇〇〇〇〇〇〇にあり?
スイッチングコストとは、簡単に言えば、切り替える手間のほうが契約先を変える労力よりもはるかに大きいということだ。
新料金プランは細かな違いはあるが、全体で見ればどれもお得だ。
どこと契約しても、ほとんど変わらない、ならば今のままが楽でいい。
お得意客を失うまいとする、事業者のがんばりもあったのかもしれない。
しかし、中には冒険心が強くて色々と試してみたいと、様々な事業者のサービスを渡り歩く予定の人もいるのではないだろうか。
その冒険心には敬意を表するが、実は半年以内の通信事業者の乗り換えを頻繁にすると、通信事業者のブラックリストに乗せられてしまう可能性がある。
ブラックリストとは何か。そこに載せられてしまうとどのような不都合が発生するのか、ちょっと調べてみた。
目次
ブラックリスト
スマホでの話よりも、クレジットカードの話で主に出てくる言葉かもしれない。
借金を滞納したり、支払い日までに金を工面できないと、これに名前を載せられてしまう。
実は通信事業者にもこのブラックリストなるものが存在しており、先に言った半年以内に契約先を頻繁に変えたり、携帯料金を未払いにしたりすると、通信事業者間でのブラックリストに名前が登録されてしまうことがある。
ブラックリストに名前を登録されるとどうなるのか?
様々な制限が課されることになる。
例えば、端末の代金を分割払いにできない。新規の契約が一切できない。など。
そもそも分割払いとというのは借金に他ならないわけだから、信用のない客には金は貸せないという道理だ。
上記の制限は事業者によって違う上、よほど悪質でない限り、制限は課せられないものであろうと思う。
悪質ってのは、料金の踏み倒しとか、明らかに悪意をもってした行為のことである。
短期での乗り換えではそれほど目くじら立てられないだろうが、携帯料金の未払いのほうはかなり深刻な話だ。
何か心当たりがある人は、自分がブラックリストに載せられていないか確認してみてもよいかもしれない。
自分がブラックリストに登録されているか、確認する方法
これは実はストレートかつ単純。
利用していたキャリア、あるいは格安SIM会社に電話してストレートに聞くのが早い。
「そういったリストに自分の名前があるか確認してください」って言えばいい。
向こうはそれも仕事なんだから、しっかり対応してくれるはず。
ブラックリストに登録されたら、どうすればよいのか?
先述したが、よほどのことがない限り、新規契約ができないとか、端末の分割払いができないとかはないものと思われる。
もしも、ブラックリストに登録されて新規契約の際などの何らかの制限が課されたときは、以下の対処法がある。
格安SIM会社を利用する
もしもブラックリストに載せられたうえに、新規契約などで制限が課されるようなら、キャリアではなくて、格安SIMを頼ってみよう。
格安SIMのほうが審査が甘めなのだ。
格安SIMも新料金値下げの波のなかでなんとか契約者を増やそうと試みているので、キャリアよりも受け入れてくれる可能性が高くなる。
なおこの際、クレジットカードでもブラックリストに入っていると、厄介なことになる。
格安SIMなどは店舗を持たず、契約にクレジットカードが必要になったりする。
その時に、クレットカードがブラックで使用できないと、格安SIMとも契約できない。
実はスマホブラックよりもクレジットカードブラックのほうが、色々な面でどうしようもない。
その面の一つに、スマホが入っているわけだ。
もしもクレジットカードがブラックで、なおかつスマホまでブラックならば、格安SIMのなかでももっとも登録しやすい「LinksMate」などの格安SIMを利用するしかない。
コンビニ決済 銀行決済に対応
携帯レンタルサービスの利用
スマホをレンタルしてくれるところがある。
ただし、料金は高目。ネットで検索してみると、たくさん出てくる。
あと、その事業者によって、扱っているスマホに大きな差があるので注意。
端末は一括で買う
一括現金払いなら、誰も文句は言わない。端末は一括で購入しよう。
ブラックになってしまった理由を解消。5年ほどでブラックから外れる
ブラックになってしまった元の理由を、まずは正そう。
もっとも一度ブラックリストに載ってしまうと、5年ほどはそのリストから名前が削除されることがない。
とはいえ、5年で削除されるならしておいて損はない。
将来のために、しっかりとした対応をしておこう。
プリペイドスマホは時代遅れ。やめよう。
料金先払いのプリペイドスマホなんてサービスがまだある。
これ、昔はプリペイド携帯って感じだったが、それのスマホバージョン。
au、ドコモはもはや撤退しているが、ソフトバンクではまだやっている様子。
プリペイドスマホは、お勧めしない。
なぜやめたほうが良いのか、というと、鬼のように値段が高いから。
3GBで5,478円も取られたりする。通信料金別。
スマホの利用も結局は信用が必要
スマホの契約って言うのは、長く継続して行うものなので、やはり信用が物を言う。
短期乗り換えなどもあまり良い顔をされないが、何よりも携帯料金の未払い的なことは絶対にやめよう。
通信事業者は、その通信事業者なりのサービスを提供している。
それに見合った対価はしっかりと払うようにしよう。
それが自分自身の信用につながるのだから。
今回は以上だ。最後まで読んでくれてありがとう!!