スマホのスペックを記した際に重量を明記することが多いのだけれど、理由として携帯性というもの以外に、故障しやすいかどうかというものがある。
重量が重いスマホは落したときの衝撃もすごく、ディスプレイが割れやすい。
なるべく落さないように、と言うのは簡単だけど、落したくて落している人なんてそもそもいやしない。
落したときの衝撃を少しでも和らげる、スマホケースの出番だ。
特に手帳型のスマホケースなどは、スマホ全体を覆うタイプのものが多いので、鎧のようにスマホを衝撃から守ってくれる。
にもかかわらず、「スマホケースに手帳型を選ぶな!」という声もネットでは多数あがっている。
なぜか?
この記事ではその理由と、実際にどのようなスマホケース(手帳型)を選ぶべきかお話しする。
目次
手帳型スマホケースのデメリット
手帳型スマホケースのデメリットは以下の通り。
スマホに熱がこもる。
カバーがスマホ全体を覆うため、熱の逃げ場がない。
スマホの故障原因としてもっとも多いのが、バッテリーの故障。
熱がこもることで、バッテリーに負荷がかかる。
特に夏は要注意。あまり高温になると、スマホそのものが使えなくなったりする。
電話するときに邪魔
カバーなどが邪魔。特に着信。すぐに応答できない。
カバーについているマグネットが磁気カードに悪影響を与える
ポケットに入れてある磁気カードが使えなくなるかも。
スマホの厚さ、重さが増す
スマホケースが厚いと、ポケットに入らなくなるかも。
写真、動画が撮りにくくなる
写真・動画を撮るのが億劫になる。
かさばるし、ポケットに入らないと出すのも面倒になる。タイプによっては、カメラのレンズの邪魔になる。
手帳型スマホケースのメリット
一方で、スマホケースにはメリットも多い。
収納するポケットがあり、便利
収納するポケットがあると、ICカードなどを入れておくことができる。
この際、薄めのケースを選ばないと入れたまま改札を抜けられないことがあるので注意。
2)簡易型のスマホスタンドにできる
山折りにして立てて、簡易型のスマホスタンドに。動画などを見る際に大変に便利。
なぜ、手帳型のスマホケースはお勧めできないのか
なぜ、手帳型のスマホケースはお勧めできないのか。
そもそも、手帳型のスマホケースには矛盾がある。
熱を逃がすなら開放的なスマホケースがベストだが、落下の衝撃には全体を包むようなタイプのほうが良い。
マグネットがついたものはしまう際にワンタッチで便利だ。しかし、それはポケットに入った磁器カードに悪い影響を与える。また着信が来た時に、応答するときの動作が一つ多くなる。
かさばるので携帯性を損なう。携帯電話として問題が出てくる。
どうにもデメリットのほうが目立つように思う。
これが手帳型のスマホがお勧めできない理由である。
スマホケース(手帳型)のお勧め
それでもなお手帳型のスマホケースを望むなら、以下の点に注意。
まず、デメリットを解消するタイプを選ぶ。
全てのデメリットを解消すると大変に高価なスマホケースになってしまうので、値段と相談しながら自分に一番合ったものを探す。
一般的にスマホケースは数年に1度買い替える。
価格は3,000円ほどが一般的。
放熱性にすぐれたものを選ぶ
放熱性にすぐれた手帳型マホケースは、先も書いたように矛盾。
でも、バッテリーの寿命にまで影響を与えるものなので、放熱性に優れているに越したことない。
マグネットで閉じるタイプは避ける
手帳型スマホケースのポケットに磁気カードを入れるなら、なるべくマグネットで閉じるものは避ける。
厚みがない物はそのまま改札機につけて通過できるかもしれない。
下記、それに該当するタイプの手帳型ケースを一つ紹介する。
欠点を工夫で克服。デザインのみにこだわるのもあり
上記の手帳型スマホ欠点は、工夫次第で対応可能。
- 熱がこもらないように、長時間の使用を控える(特に夏)
- 磁気カードを手帳型スマホケースに入れない。
など。
後は、デザインと価格で決めても良いのではないか。
機械があれば、シリコンカバーのスマホケースについても後日紹介したい。
ということで、今回は以上だ。最後まで読んでくれてありがとう!!