まさかの格安SIMを究める第8弾。
いい加減な性格の俺は、ひたすらに格安SIMの紹介をする記事作成に苦痛を感じるので止めたはずだったが、今回ばかりは特別だ。
こうなった原因の全ては、今世間を騒がせているとある事件にある。
そう、あの某人気Youtuberの、未成年に裸の写真を撮影させて送らせるという鬼畜な事件である。
あの事件だけが随分と注目を集めているようだが、実際にはあの手の事件は数多くあり、某Youtuberの鬼畜な所業は氷山の一角に過ぎない。
未成年の子供たちの健全なスマホライフを守るため、俺なりにちょいと提言をさせていただきたくこの記事を作成した。
目に入れても痛くない、可愛らしい我が子を守りたいお父様お母様の助けになれば幸い。
目次
スマホの闇
今更だけど、スマートフォンって本当に便利だよね。
通話しかできなかった昔の携帯電話と比べてみると、まさに雲泥の差と言える。
ゲームから健康管理まで、様々な面で俺たちの生活を支えてくれている。
これがなかったら、俺たちの生活は間違いなく不便になるだろう。
ところが、である。
光があれば闇もある。
使い勝手が良ければ良いほど、時にそれは犯罪など悪い用途にも使われるようになる。
例えば、スマホの便利なところに、「自撮り」がある。
この機能がなかったころは、カメラで自分を撮るってけっこう大変だったんだわ。
旅行先とかで通行人に、「ちょっと撮ってもらえませんかぁ?」って声をかけたもんだ。
そのうちカメラがセルフタイマー機能とか持ち始めるんだが、スマホのインカメラ的な発想はなかなか難しかったね。
スマホを見たまま、自分にもレンズを向けられるようになったことはまさに画期的だった。
でも、それは、撮ってはいけない自分のプライバシー的なものも撮りやすくなってしまったということでもあったんだな。
例の事件は散々ニュースになっているので、今更この事件を語るつもりはないが、俺的に何が一番胸糞悪いかというと、「婚約者がいたにも関わらず」ってところだ。
ましてや婚約者の女優さん、妊娠しているとのこと。
救いようのない話である。
生まれくる子供は、自分がお母さんのおなかのなかにいる間の、父の所業についてどう思うだろう。
それを聞かされて、その意味するところを理解したその子のショックは考えただけで胸が痛む。
本当に、本当に、大切な人がいるのに、なぜ、そのような行為をしたのか理解に苦しむ。
この事件の背景に潜むもの
この事件に関して、その元Youtuberがとんでもない人間だったから、で片付けるわけにはいかないように思う。
こういった犯罪に対して、社会の準備ができていないというのが本当の問題なのではないかと思う。
俺たちが子供のころって、携帯を持っている子のほうが珍しかった。
今の子供たちは、キッズケータイを持っている子もいれば、iPhone12を普通に使いこなしている子もいる。
もちろん、子供にスマホを持たせるな、なんて暴論を持ち出すつもりは全くない。
使い方によっては、スマホは防犯としても役に立つし。
俺が言いたいことは、本人やお父さんお母さんだけに責任を持たせるのではなくて、社会全体でこういった行為ができないようにもっていく必要があるのではないか、ってことなんだ。
具体的には、「裸の自撮りそのものを禁止する法律の制定」や、「スマホそのものに裸の自撮りを認識できないような機能を持たせる」といったものが考えられる。
不適切な自撮りを防止するスマホ「TONE e20」
不適切な自撮りを防止するスマホがあるのをご存じだろうか。
「TONE e20」
格安SIM(MVNO)トーンモバイルが販売しているスマホである(2020年2月20日販売開始)。
これは、AIが裸など不適切な格好の人物を撮影すると撮影保存ができなくなるという端末である。
以下スペック
サイズ | 159 x 76.5 x 8.2mm |
ディスプレイ | 6.27インチ |
重さ | 175グラム |
SoC(CPU) | オクタコア2.0GHz Mediatek Helio P22 |
RAM/ROM | 4GB/64GB |
カメラ | 背面1200万画素+1300万画素+200万画素/前面800万画素 |
バッテリー | 3900mAh |
機能
- 子どもの帰宅時間が遅い時にも安心な見守り機能が使える、TONEファミリー。
- 日々の運動量を記録し、健康管理に役立てるライフログ。
回線 ドコモとソフトバンク、ダブル回線対応
ちなみにSoC「Mediatek Helio P22」は性能的には、Snapdragon 625やSnapdragon 450と同等…か格下(;^_^A
ハイスペックなゲームはもちろん無理(;^_^A なかなか厳しい状況ではある。
エントリーモデルといっても、昨今の他の機種と比べてしまうと、ちょっとスペック的には厳しいね~…。
ただ、ネット検索やTwitter、Instagram、Facebook、LINEなどをする分には特に問題はないレベルなんで、最低ラインは突破できていると言える。
トーンモバイルの料金プラン
トーンモバイルオリジナル機種の基本プラン
月額1,100円(税込)
特長1 ネット、メール、SNS(Twitter、LINE)使いたい放題
※動画の視聴やアプリのダウンロードは有料
→アプリのダウンロードとYouTubeを見るには有料の高速チケットが必要。1GB300円〜445円。
特長2 090電話とTONE電話。電話番号が2つ持てる
特長3 全国の店舗サポートと電話・遠隔の無料サポートつき
その他にかかる費用
- TONEのスマホ(e20/e19) 1万9800円 →「GOTOあんしんスマホキャンペーン」2021年4月30日まで無料に!
- 事務契約手数料 3000円
なお、090の電話かけ放題(通話)月額税込み1,045円をプラスすると、月額2,145円に。
それ以外の通話料は、
090電話は…18.7円(税込)/30秒
TONE電話… トーンモバイル同士は無料 国内携帯・PHS宛て電話は23.1円(税込)/分 国内一般加入電話宛ては14.3円(税込)/分
なお、iPhone向けの基本プランは基本的に上記サービスと同じで、1,650円(税込)。
トーンモバイルの問題点
通信速度は格安SIMのなかでもぶっちぎりに遅い。
公称500~600kbpsと言っているらしいが、実際にはその半分も速度が出ていないのではないか。
ちなみに、料金も他の格安SIMと比べると安いとは言えない(動画とか見たら、めっちゃ割高になる)
余分なことをさせない=安全の図式
まあ、小学生や中学生に持たせる分には、これで十分かもしれませんな、と。
動画ばかり見て勉強しない!とかゲームばかりやっている!ってことにならないので、これまた安心(笑)
子どもの帰宅時間が遅い時にも安心な見守り機能が使える、TONEファミリーも便利。
まー、高校生ぐらいだと、さすがに文句言うかもね~(;^_^A
でも、ネット検索やTwitter、Instagram、Facebook、LINEなどするのに問題ないレベルなら、勉強にも使えるし、お友達との交流も健全な形で行うことができる。
唯一、これは絶対にあかんなと思う問題点は、最低利用期間があること。
これはいわゆる2年縛りにも似たもので、24か月間以内に解約してしまうと違約金9,800円(不課税)が発生する。
これをお勧めのスマホと言えるかどうかは、お父さんお母さんの考え方によるかな。
色々と不都合な点もあるけれど、安全性の面ならば他の携帯よりも格段に良いと言っていいと思う。
一番重要なのは、愛情を持って子供に教えてあげること
具体的な対策として挙げた、法整備やスマホの機能の追加でも、実はまだ不十分である。
一番重要なことは、「お父さんお母さんが、スマホ(SNS)は使い方を誤るといかに危険かを、子供に愛情をもって教えなければいけない」ってことなんだな。
裸の写真などを撮って送ってしまう子供達のなかには、「それがそんなに危険な行為だと知らなかった。考えなかった」って子供もいるようだ。
子どもにスマホを持たせるときに、お父さんお母さんは便利さと同時に、これだけはしてはいけない、とちゃんと教えて、約束をするべきだと思う。
ソフトの面からもハードな面からも、ぜひともこういった犯罪がなくなるように持って行こうではないか。
ということで、格安SIMを究める、まさかの第8弾でありました。
トーンモバイルに興味のある方は以下のボタンから。
今回は以上。最後まで読んでくれてありがとう!!