「スマホの画面にヒビが!」
こんな経験、したことはないだろうか。
スマホユーザーの3人に1人は、故障を経験する。
故障のなかでももっとも起こりやすいのが、落下による画面割れである。
この記事では、スマホの画面割れとその対処法についてお話しする。
目次
スマホの画面割れは風水上、縁起が悪い?
風水で窓がひび割れることは、「対人運」「交際運」が落ちることを指す。
これはスマホの画面にもあてはまる。
画面が割れただけでも最悪な気分だろうが、運勢的にはさらなる下り坂が予想される。
運勢なんて信じないとしても、割れたまま放置していると「だらしないと」と思われる。
これはスマホだけでなくて、持ち物全般に言えることだな。
穴の開いた洋服来ているとか、不衛生なものを予感させる私物とか、良い物ではないね。
あと、スマホのひび割れた画面に鳥肌が立って、生理的に受け付けない人もいるらしい。
気持ちがわからなくもない。
スマホの画面が割れるってのは、やはり嫌なもんだよね。
スマホの画面割れ、そのまま使うのもあり?
画面割れは、「ガラスが割れているのか」「ガラスと液晶両方が割れているのか」「液晶だけ割れているのか」の3つに分類される。
よほどの割れ方をしてない限り、大抵は画面割れしていてもそのまま使うことができる。
ただ、少しでもヒビが入った時点で防水/防塵性能は限りなく0になってしまう。
また、画面割れを放置している状態で、再度落下など衝撃を与えると、内部の液晶まで損傷破損する可能性がある。
そうなると液漏れにつながるなど、どんどん被害が拡大する。
症状が悪化すると、ゴーストタッチ(タップしていないのにタッチ操作を繰り返す)が頻発したり、突如として操作不能になったりすることもある。
さらにガラスの破片などによる怪我をしたり、とにかく良いことは何一つない。
緊急時にスマホが満足に使えないという事態を避けるためにも、なるべく早めに対策をとりたい。
スマホの画面割れ、応急処置
「スマホの画面が割れてしまった!」
そんな時には、とりあえず修理に出す前に、応急処置を取ろう。
具体的には、透明テープや保護フィルムを貼って亀裂の広がりを抑える。
これで安定したように見えるが、あくまで応急処置なので、間髪入れずに次の手を取ろう。
修理に出す
修理に出す際、データのバックアップを取っておくことが必須。
内部まで破損している場合は、修理の際にデータが失われることもある。
どのレベルまで修理可能かは、その時の状態によるが、ディスプレイが相当派手に割れていても電源が入るなら、まだ望みがある。
スマホの修理を依頼できるところは、主に以下の2つ
- 正規店(通信事業者・メーカー)
- 非正規店(ネットなどで見つかる。修理を請け負う店)
価格・口コミを参照したうえで利用しよう(特に非正規店)
個人的には、正規店をお勧めする。家電製品を買う際なども全般的にそうだが、やはり名前のある企業は世間体もあってか「最悪レベル」のサービスは滅多にしない(絶対にしないとは言っていない)
修理代によっては買い替えも考える
故障の具合にもよるが、スマホのディスプレイはなかなか高価。
加えて、長い期間使い続けていると、バッテリーの劣化なども起こってくる。
スマホは消耗品でしかないので、2,3年に1度は買い替えよう。
自分で修理することもできる
amazonや楽天で、修理キットが販売されている。
自分で修理する際に注意すべきポイントは、
- 自分で修理(分解)した場合、正規の修理サービスを以後受けられなくなる。
- 故障の具合によっては個人の手に負えない可能性がある
個人的には、そういった方面の知識がある人以外にはお勧めしない。
事前対策が大切。
消耗品であり、精密機器である以上、不具合・故障は発生して当たり前だ。
購入した時点で、故障を念頭に様々な対策をとっておこう。
保護フィルムを貼る。意外とやっていない人も多い?
保護フィルムは、画面割れ防止以外に、割れたガラスが飛び散るのを防ぐ効果もある。
スマホカバーをつける
ちょっと前に、手帳型のスマホカバーは良くないよ!的な記事をあげたが、耐久性なら手帳型のスマホカバーがベスト。
続きを見る
参考手帳型のスマホケースはやめておけ?その理由と対策について。
放熱性などの面もあるので、全体を覆うタイプでなくても構わないから、スマホカバーはつけるようにしよう。
落下防止用のストラップ、リングをつける
手が小さくて、スマホが大きい場合にはリングが必須。
あと、案外スマホって滑りやすいので、ストラップをつけておくのも忘れずに。
保証サービスに入っておく
これは賛否両論分かれるところであるが、保証サービスには入っておくことをお勧めする。
画面割れはもちろんだが、紛失にも対応してくれる保証サービスがある。
故障した時を買い替え時とするユーザー以外は、端末の代金なども考慮したうえで、保証サービスに加入しておこう。
購入先での保証サービス
保証サービスの契約は、大抵がスマホ購入時になされる。
少し料金が高くなるが(毎月費用が発生)、迷ったらとりあえず加入しておこう。
契約によっては、途中で解約することもできる。
例えば、楽天のスマホ交換保証プラスだと、月額715円で紛失/故障時に6,600円で新品と交換してくれる。
転ばぬ先の杖としては、妥当な金額だ。
AppleCare(アップルケア)なら一律3,400円
iPhoneを使用しているなら、AppleCare+に加入しておこう。
AppleCare+に加入していて、正規店に修理を依頼する場合は、機種に関わらず一律3,400円で修理をしてくれる。
修理を依頼する場合は持ち込みか配送を希望できるのも便利。
持ち込みの際は、予約を取って混雑を避けるようにしよう。
iPhoneは画面割れしても売れる?
iPhoneだけに限らず、画面割れをしていても売れることは売れる。
画面割れをしていても、2万円以上の価格がつくケースもある。
同時に、画面割れをしているスマホを買うこともできる。
ヤフオクなどでは、画面割れしたiPhoneが販売されている。
破格の価格だが、どうか。
故障の具合にもよるが、個人的にはお勧めしない。
修理代のほうが高くつく可能性が多い。
値段につられてはいけない。
形あるものは壊れる
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常のひびきあり」
どんなに性能の良いスマホであったとしても、物である以上壊れる。
壊れた時に慌てないように事前の対策をしっかりやって、壊れた際に慌てることのないようにしよう。
今回は以上だ。最後まで読んでくれてありがとう!!