なあ、みんな聞いてくれ、信じられるか?
俺、スマホを買ってからそろそろ一ヶ月になるんだぜ?
言い換えてみれば、まだ一ヶ月しか経っていないわけだ。
なのにさ。
とある施設のロッカーのなかに、Galaxy Note 10+を置いて来ちまった(*_*;

この記事は、スマホを落した人、あるいは落したことないけど落したらどうすればよいかわからない、という人向けの記事である。
この記事を読んでいただいて、スマホを落したときどうする?ってことを再確認していただけたら幸い。
目次
「スマホ落しただけなのに」じゃねえ
「スマホ落しただけなのに」じゃねえ。「スマホなんてとんでもないもんを落しちまったばかりに」が正解だ。
いや、とにかく困った。
映画「スマホを落しただけなのに」でよく知られているように、スマホを落すって大変に大変に面倒な話だよな。
もちろん俺はあの映画みたいに自分の存在を偽っていないし(軽いネタバレすまん)、おっさんである俺の情報を知ったところで俺に近寄ってくるやつってのはあんまりいない。
だが、知っての通り、スマホそのものが情報の塊だ。
俺の家族の番号はもちろんのこと、職場や同僚なんかの情報もスマホは完璧に記憶している。
それだけじゃなくてSNSにもつながっているし、動画配信サービスとか各種サービスが好きに利用可能。
そして、なによりもまずいのは、電子マネー。いわゆるおサイフケータイとしての機能だ。
俺の場合は楽天ペイ。
あいつを使われると、どんどん買い物できちゃうのでこいつはシャレにならん話だ。
あと、端末そのものを売却される可能性もあるかもな。
ちなみにスマホを落したのは、日曜日。
その施設は月曜日お休みだから、施設側でスマホを確保してくれているかどうか確認するのも、早くて火曜日になる。
愚か者の事後対策
俺はとにもかくにも勇み足だ。
考えるよりも先に行動してしまう。
アナログな俺の頭に最初浮かんだのは、あれで電話されると嫌だなってことだった。
いま思えば、電話されるなんてくだらない被害はどうでも良いわけだが、とにもかくにも楽天モバイルに電話したわけだ。
「すぐに利用停止してちょうだい!」ってお願いした。
幸か不幸か、この時は夜だったんですぐにつながった。
後で書くが、利用再開の際には一日中電話がつながらなくて困ったので、一発でつながったのは奇跡だな。
応対してくれたお姉さんはとーってもサービス精神あふれる人で、「即停止いたします」といって、一時停止の際の注意を話してくれた。
そしてそこで、「キャッシュレス決済をご利用ですか?」と教えてくれたわけだ。
俺は、ハッ!としたよ~。
そっちの方が先じゃね?って思った。
俺のスマホはすでに名前の通り「おサイフケータイ」になっているんだった。
こいつはいかん!
楽天ペイアプリの停止方法を楽天のお姉さんに聞いて、即座にメールの申請を出して、とりあえずやれること全部やった。
後はとにかく火曜日朝一で施設に行って、スタッフに聞くしかないって思っていた。
ちなみに、俺のこの対応、点数にすると0点だ!!!!m9(´▽`)
まさに愚か者の事後対策であった。
スマホを落した際にすべきこと(正解編)
スマホを落した際にすべきことを、俺なりにまとめてみた。
事前準備
まずはスマホをアップルID(iPhone)、Googleアカウント(Android)に登録しておく。
登録自体は簡単。
そのままの手順で進めてくれたまえ(偉そう)
そしたら次。
今度はスマホの設定をいじる。
Androidでは、「設定」アプリを起動。
(生体認証と)セキュリティの項目タップ。
端末リモート追跡サービス(あるいはそれと同等の項目)を有効にする。
iPhoneでは、以下の通り。
「設定」アプリ → 一番上の自分の名前が書いてある部分 → 「探す」→「iPhoneを探す」をオン。
ここまでが事前準備になる。
さて、実際に落した後の動きについてやっていこう!
うわあああ!スマホ落しちまったぁぁぁ!!
うわあ!!!ってことで。
落さないことには始まらない。
すまない。冗談だ。
あ、この項目は読み飛ばしてくれたまえ。
落したことに気づいたら、即座に位置を特定する
PCなどで「スマホの位置を探す」で検索。
早速やってみた。
即座に出てきた画面がこちら。
現在位置。音を鳴らす。スマホのロック。スマホ内の全データ消去などが遠隔操作で行える。
試しに音を出してみたんだが、すっげえでかい音がしてびびった。
これなら何度も音を出していれば、誰かに発見してもらえそう。
知らない場所にスマホがある場合は、誰かに拾われているケースがある。
ディスプレイにメッセージや連絡方法を示して、音を出そう。
スマホの位置が特定できない場合
上記の手段を使ってもスマホの位置が特定できないってこともある。
バッテリーがなかったりして、電源が入っていない場合だ(つまり電波が届かない)。
こうなると、スマホのロックもできない。
なお、ドコモなど、電源がオフになっていても場所を特定するサービスをしている業者さんもいるので、前もって自分が契約している事業者のサービスを確認しておこう。
「ケータイお探しサービス」by ドコモ
ケータイお探しサービス | サービス・機能 | NTTドコモ (nttdocomo.co.jp)
なお、スマホの位置が特定できない場合は、即座に以下の対処をしよう。
「即座にキャッシュレス決済を止める手段をうつ」
位置が特定できない。ってことになったら少々厄介だ。即座に動こう。
すぐに自分の使用している、ありとあらゆるお金を引き出せるアプリの登録先に利用停止の申し出をしよう。
というか、位置が特定できても、なにはともあれ止めてしまうのが一番安全だ。
例えば、楽天ペイアプリであれば、
こちらから申請を出す。
ちなみに、楽天ペイの場合、申請に対する返答が来たのは、翌日(;^_^A
この際にアプリを停止するだけでなくて、不正に利用されていないかも調べてくれる。
とりあえず、お金が使えない状況にしたら、次の対処をしよう。
「契約を結んでいる事業者と連絡を取る」(要注意ポイントあり!!)
端末を一時利用停止にできる。
ただし、この判断はちょっと悩ましい。
なぜかというと、端末を利用停止すると、スマホの位置が特定できなくなる(要注意ポイント)。無論、メッセージをディスプレイに表示したり、ロックをかけたり、スマホ内のデータを消去したりもできない。
なので、せっかく拾ってもらったスマホも取り戻すことができなくなるかもしれないのだ。
とにかく最悪の事態であるキャッシュレス決済の利用を止めたら、そこから先は少しの間、位置の特定と、音を鳴らす、ロック画面に情報を表示するなどの対応をして、呼びかけ続けてみてもよいかもしれない。
後はおまわりさんだね。警察へGO。
ちなみに、俺の失敗は上の要注意ポイントを無視したことにある。
即座にスマホを停止してしまったのだ(真正のアホ)
俺の対応が0点だったわけ
よりにもよって、最初に端末の利用を停止してしまった俺。
これは俺が無知だったせいもあるが、正直楽天のカスタマーセンターのお姉さんにそこまで教えて欲しかったな。
先ほど書いたように、まずは端末の位置特定をしてからでないと、一度利用を停止するとどうやっても場所の特定ができなくなる。
おかげで、俺は火曜日の朝まで施設で拾われているかどうか悶々とする羽目になったわけだ。
場所の特定ができて、施設で拾われていることが確定すれば、端末の利用をいちいち停止せずに、ディスプレイに連絡先やメッセージを添えて、音を鳴らして気づいてもらうってこともできた(キャッシュレス決済はいずれにしても止めたほうが無難)。
ま、良い勉強になったよ。
失敗してみないと、わからんこともあるもんだ。
紛失した際に気になったこと
これら一連の流れのなかで、やっぱり気になったことがいくつかある。
まずは、楽天モバイルの盗難・紛失・利用停止に関するサポートの問題点。
楽天のお姉さんは丁寧だったけど、こうやって調べてみると、先ほども言ったけどちょっと残念な点がいくつかある。
「無くしたから利用停止して!」ってお客さんに言われたときに、俺だったら「アプリでスマホの位置を確認しましたか?」って最初に聞くと思う。
何度も言うけど、まずアプリで位置を確認しないと、場所の特定ができなくなる。
それはやっぱりお客さんに伝えるべきだと思う。
俺みたいなおっちょこちょいはただのアホだとしても、スマホに慣れていない高齢者だっているんだから。
いきなり止めてしまったら、そこから何もできなくなってしまう。
あと、一時停止後の再開。
電話をしても日中は全くつながらず。
夜までずーっと「つながりません。違った時間におかけください」のままだった。
利用再開だったから焦る必要がなかったものの、紛失直後の一刻を争うときにそれはちょっとなくないか、と思った。
楽天ペイの反応が一日かかったのも、正直どうかと。
まあ、認証しないとスマホは使えないので、拾われて即座に悪用される、ってことは考えられないかもしれないけど、映画「スマホを落しただけなのに」ってケースもありえるからね。
基本的に、全ての責任は本人にあり
散々文句言ったあとでそれかよ!って言われるかもしれないが、やっぱり責任は落した俺にあるな。
その後の対応も、前もって確認・準備しておくべきだったのは事実。
サービスうんぬんに嚙みつくのはちょっと道理が通らないし、正直楽天はがんばってくれたと思う。
まずは落した時のことを考えて、焦らずに対応できるようにしておこう。
無論、自戒を込めて言っている。
楽天モバイルのスマホ交換保証プラス
実は俺は、楽天のスマホ交換保証プラスを利用している。
月額650円だが、紛失や故障があったときに、6,000円払うと同一機種の新品を送ってくれるというやつだ。
以下、注意事項。
- 同一機種が在庫にない場合は、楽天モバイルが指定する同等の機種の中から選択。
- 1契約につき、年間3回まで(うち、盗難紛失による交換は年間2回まで)
- 故障発生から30日以内に故障受付をする必要あり。
登録時はこんなんいるか!って思ったけど、やっておいて良かった(;^_^A
なんか嫌な予感がしていたんだよな。だって、俺だもん。何をしてもおかしくない。
まあ、そのおかげで、今回も不安な中でちょっとした救いを見いだせたわ。
なお楽天回線対応製品を持っているなら、後から保証サービスに入ることもできる。
持ち込みスマホあんしん保証
https://network.mobile.rakuten.co.jp/service/replacement-warranty-sim/
これも月額650円。
他の事業者でも同じようなサービスがあると思うので、俺みたいにおっちょこちょいな人は活用してみるといい。
スマホの値段にもよるんで、安いスマホに適用してもあんまり意味ないからその辺りは自己判断で。
俺の場合は、ミドルハイレイジ的なスマホ(7万円オーバー)だったので、さすがに加入しておいたが、良かった。
ということで、スマホを紛失した時にどうすべきか。Andoroid、楽天モバイル契約者の実演といったところだっただろうか。
あ、ちなみに、俺のスマホは施設で忘れ物として大切に保管されていたよ。
なんか、うちの子が本当にご迷惑かけてすいません。

まあ、マジ話で、本当にすいませんでした。以後、気をつけます(すっごく反省)
ということで、今回は以上だ。最後まで読んでくれてありがとう!!