4月21日に、楽天モバイルが5Gスマホ「Rakuten BIG s」を発売する。
これは「Rakuten BIG」のコンパクトモデル。
実店舗の楽天モバイルショップでは、5月中旬からの販売。
目次
「Rakuten BIG s」は「Rakuten BIG」のコンパクトモデル??
コンパクトモデルってことで、まずはサイズと重さ。
高さ160×幅79×厚さ9(mm)
重さは204g
うーーん。
それほどコンパクトってわけではないような?
「Rakuten BIG」が、約174 x 約80 x 約9 (mm)
重さ227g
確かに元よりは小さいけど、コンパクトってわけでもないよな。
幅は70mm以下だと、かなり持ちやすいお手軽サイズのスマホと考えられるわけだが、これはなかなかどうしてでかいような。
まあ、名前が「Rakuten BIG s」だもんね(;^_^A
さて、このスマホはどういう位置づけになるのか?
「Rakuten BIG」と「Rakuten BIG s」「Rakuten Hand」比較
スペックを比較してみようか~。
Rakuten BIG s | Rakuten BIG | Rakuten Hand | |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 約160 x 約79 x 約9 (mm) | 約174 x 約80 x 約9 (mm) | 約138 x 約63 x 約9.5 (mm) |
重量 | 約204g | 約227g | 約129g |
ディスプレイ | 約6.4インチ / AMOLED FHD+ / 2,340 × 1,080 |
約6.9インチ / 有機EL FHD+ / 2,460 × 1,080 |
約5.1インチ / 有機EL HD+ / 720 × 1,520 |
CPU | Snapdragon™ 765G 5G | Snapdragon™ 765G 5G | Snapdragon™ 720G |
RAM / ROM | 6GB / 128GB | 6GB / 128GB | 4GB / 64GB |
メインカメラ | 約800万画素 (超広角) + 約4,800万画素 (広角) + 約800万画素 (望遠) + 約200万画素 (深度測位) | 約800万画素 (超広角) + 約6,400万画素 (広角) + 約200万画素 (深度測位) + 約200万画素 (マクロ) | 約4,800万画素 (広角) + 約200万画素 (深度測位) |
バッテリー容量 | 3,900mAh | 約4,000mAh | 2,750mAh |
おサイフケータイ / NFC | 対応 / 対応 | 対応 / 対応 | 対応/対応 |
生体認証 | 指紋・顔 | 指紋のみ | 指紋・顔 |
価格は
- 「Rakuten BIG s」が50,980円。楽天の期間限定ポイントでー5,000円。よって、45,980円。
- 「Rakuten BIG」が、49,890円。ポイントで―25,000円。よって、24,800円。
- 「Rakuten Hand」が、20,000円。ポイントで―24,999円。よって、0円。
「Rakuten BIG」よりもはるかに高いよん(;^_^A
新作なんだからってのはわかるんだけど、俺にはこれを買いに行く理由が見当たらない。
微妙な位置づけの「Rakuten BIG s」
うーん、「Rakuten BIG s」の位置づけは実に微妙だ。
どういう層を取り込みにいっているのか、やや中途半端な感が否めないな。
「Rakuten Hand」こそ「Rakuten BIG」のコンパクトモデルであったが、5Gに対応していないという点ではやや残念であった。
「Rakuten BIG」の格をちょっとさげて、5G対応のコンパクトモデルとして売りだすのか。
とはいえ、この「Rakuten BIG s」は5Gミリ波に対応しているということだが、5Gが滅多につながらない「なんちゃって5G」な時代にミリ波の話をされても困る。
eSIM対応、SIMフリーはありがたいが、前作「Rakuten BIG」からの引き継ぎ。
こういっては失礼だが、「Rakuten BIG」のコンパクトモデルではなくて、劣化モデルじゃないか???
しかも価格が「Rakute BIG」より高いという(;^_^A
「Rakuten BIG s」を買うぐらいなら、中華スマホ
「Rakuten BIG s」を買うぐらいなら、4月16日発売されたXiaomiの「Redmi Note 10+」のほうが良くないか?
まあ、こちらは4Gなのだが。
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 約164 x 約76.5 x 約8.1 (mm) |
重さ | 192g |
ディスプレイ | 6.67インチ FHD+有機ELディスプレイ |
Soc(CPU) | Snapdragon 732G 4G |
RAM/ROM | 6GB/128GB |
外部メモリSDXC | 最大512GB |
カメラ | 広角1億800万 超広角800万 深度200万 マクロ500万 |
防水/防塵 | IP53 |
バッテリー | 5020mAh |
おサイフケータイ | ✖ |
価格は3万4,800円。
並べてみるか。
Rakuten BIG s | Redmi Note 10+ | |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 約160 x 約79 x 約9 (mm) | 約164 x 約76.5 x 約8.1 (mm) |
重量 | 約204g | 192g |
ディスプレイ | 約6.4インチ / AMOLED FHD+ / 2,340 × 1,080 |
6.67インチ/有機ELディスプレイ FHD+ |
CPU | Snapdragon™ 765G 5G | Snapdragon™ 732G 4G |
RAM / ROM | 6GB / 128GB | 6GB / 128GB |
メインカメラ | 約800万画素 (超広角) + 約4,800万画素 (広角) + 約800万画素 (望遠) + 約200万画素 (深度測位) | 広角1億800万 + 超広角800万 + 深度200万 + マクロ500万 |
バッテリー容量 | 3,900mAh | 5020mAh |
おサイフケータイ / NFC | 対応 / 対応 | ✖ |
生体認証 | 指紋・顔 | 指紋・顔 |
おサイフケータイがないのが、本当に残念だ。
まあ、5G推し!って人には、4Gの時点でないわーなのかもしれないが。
「Rakuten BIG s」を買うなら
結局、「これを買うなら」って話になってしまうのだと思う。
「Rakuten BIG s」を買うなら(5Gにこだわるなら)、数年先まで持つようなそこそこハイスペックなスマホを持とう。
ブラックリストに名前が入っていないなら分割払いもできるし、高目のスマホを買って格安SIMのプランで当面持っておいても良い。
楽天的には自社のスマホのラインナップを増やしたいのかもしれないが、日本のスマホにはインパクト(ロマン)がないな。
「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」で見たような、インパクトある一撃を端末にも期待したいところであるな。
ということで、今回は以上だ。最後まで読んでくれてありがとう!!