携帯・スマホ お金の話

課金で後悔しない。課金を制限するスマホの設定方法。依存症になるな!

 

 

 

 

ふーん、ポケモンGOがまさかの大炎上、か…。

 

 

ポケモンってまだやっていたんだ、なんておっさんの俺は思ってしまうのだが、今のゲームってすっごいことになってんだ、と思った。

 

 

炎上の詳細は知っている人が多そうだから、外野の俺はやんややんや言わないようにしよう。

 

 

今回の炎上について簡単に説明すると、「ポケモンGO」でカントー(もともとポケモンは各地方に似たマップがあり、今回は関東に関連したイベントだった)という有料キャンペーンを行ったのだが、金を払っていないユーザーもなぜかプレイできてしまうという手違いが発生。色違いのミュウツーなどレアなポケモンを、金を払っていないユーザーもGETできてしまい大混乱。運営は上記のようにボーナスイベントを開催して事態の収拾をはかったが、その内容がアイテムを得られるというさして良い内容でもなかったので金を払ったユーザーが激怒。

 

 

こんな感じかな。

 

今後はどうなるかわからんけど、金がかかってくると色々と面倒なことが起きるよね。ミュウツーって俺ですら知っている有名ポケモンなんで、怒っているユーザーの言い分もよくわかるわ。

 

で、おっさんの俺がなんでこんなニュースを知ったかというと、せっかくスマホ買ったことだし、スマホのゲームをしたいんだよね。

 

それで、なんとなくスマホのゲーム漁っていたら、このニュースにたどり着いたわけさ。

 

いや、おっさんの俺、なかなかゲームに手を出せないんだよね。

 

麻雀とかはいいんだけど、他のゲームに手が伸びない状況。

 

まず第一に、リアル生活に必死で、仮想空間にいる時間がないから。

 

あと、ゲームのなかでレベルがあがっても、リアルな俺はステータスがどんどん下がっていくのがわかるから。

 

ゲーム内で「レベルがあがりました!」って出た瞬間、

 

知恵がさがった!

体力がさがった!

最大HPがさがった!

0ゴールドを手に入れた!

体重だけあがった!

みたいな感じ。

 

まあ、これ以外に、俺がスマホゲームに「特に」手を出せない理由は。

 

課金システムに不安を抱いているから。

 

 

あのシステムは、かなり危険だと思うんだよなぁ…。

 

 

課金とは搾取なのか

俺みたいなおっさん世代だと、課金って考え方がちょっと理解できない(おっさん関係なく、俺がってことかもしれんが)。

 

俺らのころのゲームは、最初に金を払って後はとことん遊びつくしてお終いだったからな。

 

しかし、昨今は全く逆の流れになっている。

 

まず無料でゲームがプレイできる。

 

そしてゲーム内で高性能なアイテムや隠しキャラクターが欲しければ金を払う。

 

バージョンアップが行われて、さらなる新要素が出てくる。

 

また金を払う。

 

広告など出して儲けを得るタイプのゲームももちろんあると思うのだが、大体がこんな感じで良いのだろうか。

 

おっさん世代にしてみると、昔のキャバクラの客引きみたいだな、と。

 

「社長!社長!どーっすか、かわいい子いますよ!今なら1時間で2000円ぽっきり!」

 

店に入ると、お支払いの際に2000円では到底済まない金額を払って出てくるのが常。
(ぼったくりではない)

 

あくまで想像だ。その手のお店に行ったことがないんでな。

 

さて課金の話に戻ろう。

 

やはり課金には搾取的な面が多少なりともあると思うんだ。

 

ゲームを続ける限り、金を取られ続ける可能性が出てくるわけだからな。

 

一度払ったらお終いではなくて、最悪の場合、延々と金を取られ続ける。

 

無論、断ることもできるのだろうが、一度はまるとなかなかやめられない。

 

これは依存であり、家計においては搾取でもある。

 

そもそもなぜ課金するのか?

 

ちょっと調べてみた。

 

なぜ課金するのか?

なぜ課金するのか?いくつかあたってみたところ、以下のような理由が目に付いた。

 

  • 強いキャラクターやレアなキャラクターをGETしたいから。
  • ファンなので、ゲームに見合った対価を払いたいから。
  • 課金しても、昔のゲームよりも安くつくことが多いから。
  • ゲームを有利に進めたいから。
  • 課金しないと楽しめない要素があるから。

 

こんな感じだろうか。

 

個人的に良い印象だなって思ったのは、「ファンなので、ゲームに見合った対価を払いたい」って意見だな。

 

ネットでよくある海賊版とかに代表されるフリーライドは、あんまり好きでない。

 

あれをやってしまうと、結局自分で自分の首をしめることになる。

 

儲からない事業だと、製作サイドが手を引いてしまう可能性がある。続編も作られなくなる。

 

価値に見合った対価を払うからこそ、文化は続いていくのだ。

 

 

ちなみに、課金しない派の理由は以下の通り。

 

  • 課金すると止まらなくなりそう
  • 課金しなくても遊べるから

 

最初の「課金すると止まらない」、これが怖いなぁ。

 

止まらないってのは、依存になっているってことだろう。

 

自分では止まらないってことは、課金ではなくて課金させられている状況になるってことだ。

 

 

やはりそれはある意味搾取であり、江戸時代でいうところの年貢である。

 

 

課金しないと勝てない

課金しないと勝てないって意見も、よくあるな。

 

ユーザー同士で対戦できるようなゲームになると、その差は如実に結果となって現れる。

 

課金しないユーザーは蹂躙されるがままだ。

 

課金しているユーザーの優越感的なものが、そこに見え隠れしている。

 

まあ、逆に課金したユーザーを倒すことに喜びを見出している人もいるみたいだが。

 

燃える展開ってやつかもしれん。

 

それはすっごく好印象。

 

おっさん応援しちゃう!

 

一方で俺的に、これは怖いなってシステムも、最近のスマホゲームに入っている。

 

それがガチャだ。

 

ガチャとはなぜか、なぜはまるのか

「ガチャを回す」とかいうやつ、おっさんの俺でもよく聞く。

 

ガチャとはなんのか。

 

ちょっと調べてみて、懐かしい気持ちになった。

 

あーーー、ガチャポンのことか(;^_^A

 

俺もよくやったわ。

 

しかし、昔は1回100円だったぞ。

 

今はけっこう高額なガチャが出ているようだが…。

 

これはズバリ、ギャンブルではないか?

 

実際の金が払い戻されるわけではないが、当たり外れがある以上、ギャンブルであるわけだ。

 

ギャンブルの怖さは、俺でもよくわかる。このガチャというシステム、実はかなり怖いぞ。

 

ギャンブルで身を崩すってのは昔からよくあることだが、昨今ではガチャで身を崩すこともありそうだ。

 

実際に、最近では、自己破産の申立書に自己破産の原因として「スマホ課金」のチェックボックスさえあるらしい。

 

 

ちょっと待ってくれ、最近のゲームの正体って…。

 

最近のスマホゲームの正体

キャバクラの客引き。人間の見栄や闘争心を煽る。ギャンブル要素。

 

これらの要素が全て揃っているのが、最近のスマホゲームなのか。

 

ドーパミンをひたすらに吸い取り絞りつくすかのような、刺激のオンパレード。

 

これは、俺がちょっと前に記事にした『スマホ脳』を刺激する仕組みにそのままではないか?

 

最近の課金ゲームの正体は、人の本能をくすぐり金を吐き出させる機械そのものだ。

 

なんていうのか、ファミコン世代の俺は目を疑わんばかりの状況だ。

 

無論、過去を美化するつもりはない。

 

そして、現代のゲーム事情を否定するつもりさえ、実はない。

 

客が納得して楽しんでいるなら、それは紛れもなくサービスであり、需要があるところに供給もある。

 

結局は、「遊ぶ人」の問題なんだなぁ。

 

遊ぶ人がちゃんと「自分」っていうものを持って遊べば、特に問題はないんだ。

 

ギャンブルだって、純粋に楽しんでいる人がたくさんいる。

 

俺はそういう人が嫌いではない。いや、むしろ好きだ。

 

しかし、自分を見失ってしまったら、それはもはやどのような対象であれ、搾取であり支配されているといっても過言ではない。

 

 

課金をやめたいなら

もはや依存症になっている人にとって、課金は「廃課金」と呼ばれる「止められない搾取」と化す。

 

もし、課金をやめたいと思っているなら、俺なりに手助けになる手段を考えてみたい。

 

強制的に課金をやめる(スマホ設定)

iPhone

「設定」から「コンテンツとプライバシー制限」→「コンテンツとプライバシー制限」をオン→「iTunes及びAppStoreでの購入」→「App内課金」を許可しないに。

 

機種により違うんで注意。基本的に、項目や設定は同じ。

 

Andoroid 設定では無理。

ただし、Google Playストアの設定から、「購入時には認証を必要とする」を選ぶことで、課金の際に考えさせられる機会を設けられる。

 

スマホで「待った!」をかけられる設定は以上の通り。

 

ただ、上記のやり方はともに自分で解除可能なので、ガチの依存症には効果が見込めない。

 

 

強制的に課金をやめる(リアル生活を変えろ)

ならば、リアル生活から見直すしかあるまい。

 

以下、課金依存症から脱出するための、考えうる対策だ。

 

リアル生活に生きる(ゲームをアンインストール!)

 

別な趣味を見つける

 

スマホを破壊する(する前に俺にくれ)

 

依存症などに詳しい心療内科を訪問(一番お勧め)

 

 

マジ話、医者の利用をお勧めする。医者は薬をくれるところもある。これ、けっこう効く。俺は子供のころ、とある事情で心療内科に通っていたので、俺の体験談でもある

 

ゲームに遊ばれるな。ゲームで遊べ

昔のゲームってやれることが少なくて、しかもクソゲーが多かったせいで、俺たちは自分たちなりのやり方でゲームを楽しんでいた。

 

クリア条件なんて知ったことではなかった。俺たちは俺たちなりの遊び方で、クソゲーを愛し、遊びつくしていた。

 

でも、今の時代だって実は同じことができると思う。

 

スマホゲームには人間の本能を刺激するようなところが多いが、昔と変わらない楽しみ方もできるはずなんだ。

 

昔も今もあるものか。

 

いつの時代だって、楽しめるやつは自分なりの楽しみ方をするし、俺はそういうヤツと友達になりたい。

 

課金で楽しむのもいいと思う。課金しないで楽しむのもいいと思う。

 

でも、搾取なんて言葉は、楽しいゲームには無用だ。依存症になんてなるな。

 

ゲームに遊ばれるな。ゲームで遊ぼう。

 

ってことで、おっさんなりに最近のスマホゲームの課金に対して意見を述べさせてもらった。

 

今回の記事は以上だ。最後まで読んでくれてありがとう!!

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